RAPID IPSパネル採用し165Hz駆動1msの高速応答
27インチでWQHDの高速駆動というトレンドを押さえて5万円以下のゲーミングディスプレー、MSI「Optix G273QPF」
今年もさまざまなゲーミングディスプレーが発売されたが、現在トレンドとされているのが27インチでWQHD(2560×1440ドット)解像度、かつ高速駆動というもの。そのトレンドを踏襲したのが、エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)のゲーミングディスプレー「Optix G273QPF」だ。
27インチとなると、ある程度大きいのでフルHDだとちょっと精細感がうすれてしまう。かといって4Kだと精細感は高まるが、表示スケールを100%にすると文字が細かすぎて見づらい。WQHDぐらいが丁度いいということで、人気になっているのだろう。
また、32インチ以上で4Kクラスのいいゲーミングディスプレーとなると、それなりにお値段が張ってしまう。Optix G273QPFはAmazonで4万9800円と、ちょっとディスプレーを新調しようと考えている人には、手の届く価格帯だ。
Optix G273QPF主要スペック | |
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画面サイズ | 27インチ |
解像度 | WQHD(2560×1440ドット) |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) |
パネル駆動方式 | RAPID IPS |
表面 | ノングレア |
色域 | sRGBカバー率:99% DCI-P3カバー率:93% |
最大表示色 | 約1677万色 |
視野角 | 178°(H)/178°(V) |
輝度 | 300 |
コントラスト比 | 1000:1 |
上下角度調節(チルト) | -5°~20° |
左右首振り機能(スイベル) | -45°~45° |
高さ調整 | 0~130mm |
インターフェース | HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.2 ×1、ヘッドホン出力 ×1 |
サイズ | 614.93(W)× 233.68(D)×535.39(H)mm |
重さ | 約6.3kg |
実売価格 | 5万円前後 |
RAPID IPSパネルを使用し高画質で高速応答
本製品は、MSI独自のRAPID IPSパネルを採用したモデルで、IPS特有の高画質でありながら、リフレッシュレートは165Hz、応答速度が1ms(GTG)という性能を誇る。解像度は前述のとおりWQHD(2560×1440ドット)で、表示スケールを100%にしても、十分に文字を認識できるので、広い画面を有効に使える。
sRGBカバー率は99%、DCI-P3カバー率は93%で、輝度は300cd/m2。コントラスト比は1000:1でHDRには対応していない。
安定感のあるスタンドを採用し、スイベルは左右45度、チルトは-5~20度、高さ調整は130mmで、左右90度のピポットにも対応する。自分のプレイスタイルに合わせて見やすい位置に設定できるだろう。
インターフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2×1、ヘッドホン端子を備え、電源は65WのACアダプター接続となっている。なお、HDMI接続時の最大リフレッシュレートは144Hzとなる。
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