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WIndows 11で、Bladeが高速化する予感がしましたよ

「Razer Blade 15 アドバンストモデル」QHD搭載機 実機レビュー = 高リフレッシュレートが超気持ちいいのだ!

2021年11月19日 11時00分更新

なんと、Core i9-11900H/RTX3080モデルと
遜色ないハイスコアを記録!

 Core i7-11800H + RTX 3080 /32GB /1TB でパフォーマンスをチェックしてみよう。まずCPU性能だが、「CINEBENCH R23」は12056pts、「CINEBENCH R20」は4725pts、「CINEBENCH R15」は2075cbを記録した。

 前回のCore i9-11900H / RTX3080モデルが12321pts、4783pts、2033cbだったので、CPUベンチマークのスコアは誤差程度の違いとなった。今回はWindows 11ということもあるが、マシンの最適化が進み、シリーズ全体でパフォーマンスが底上げされているのかもしれない。

ベンチマークは「Synapse 3」の「パフォーマンスモード」で、CPUを「ブースト」、GPUを「高」に設定して実施した

「CINEBENCH R23」は12056pts、「CINEBENCH R20」は4725pts、「CINEBENCH R15」は2075cb

 3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyは10473、Fire Strikeは22587、Port Royalは6365を記録した。

 Core i9-11900H / RTX3080モデルがTime Spyは9882、Fire Strikeは20420、Port Royalは6260だったので、わずかだが今回のCore i7-11800H / RTX3080搭載機が上回る結果となった。こちらも、Windows 11のおかげか、グラフィックドライバーの更新などにより、パフォーマンスが向上している可能性がある。

「3DMark」のTime Spyは10473、Fire Strikeは22587、Port Royalは6365

 ストレージ速度については、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6926MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4987MB/sとなった。両機種ともにPCIe Gen4 x4接続のSSDを搭載しているだけに、ほぼ横並びのスコアだ。

今回の貸出機にはPCIe Gen4 x4接続の「NVMe CA6-8D1024」が搭載されていた

「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6926MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4987MB/s

 バッテリー駆動時間については、ディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Modern Office Battery Life」を実行したところ3時間20分動作した。

 Core i9-11900H /RTX3080モデルはバッテリーベンチマーク「BBench」で5時間58分動作しているので、今回のCore i7-11800H /RTX3080搭載機も同じ条件なら同程度のバッテリー駆動時間を達成すると思われる。

ディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Modern Office Battery Life」を実行したところ、3時間20分動作した

高周波数と高速描画はゲームにピッタリ
QHD解像度はクリエイティブでも実用上十分

 Razer Blade 15 アドバンストモデルには前述のように8モデルがラインナップされている。どのモデルを購入するか非常に悩ましい。しかし、メモリーとストレージは比較的容易に換装、増設できるので、ディスプレー、ディスクリートGPU、CPUを優先して選べばいいだろう。

 240HzのQHDモデルの高いリフレッシュレートはもちろん高速ゲームにぴったりだし、QHDという高解像度はクリエイティブアプリに実用上十分で、実にバランスのいいモデルだ。さまざまな用途に使い倒したいのなら、もってこいのハイパフォーマンスノートPCなのである。

 

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