週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

2000万件に迫る肌のビッグデータ、ポーラが考えるDXとは?

2021年11月01日 09時00分更新

今回のことば

「デジタルにおいても、人の力は大切である。いまの状況を捉えることはデジタルの力で行い、お客様のウィルの発掘や、未来への期待づくり、未来に向けて寄り添っていくことは人の力でやっていく」

(ポーラの及川美紀社長)

 10月19日から4日間に渡り、完全オンラインで開催されたCEATEC 2021 ONLINEは、IT産業やエレクトロニクス産業以外からの出展に、今年も注目が集まった。

 実際、ここ数年は、DXを支える最新テクノロジーに関する展示やコンファレンスに加えて、Society 5.0の総合展示会として、産業の枠を超えた共創の場としての役割が注目されており、毎年のように、金融、自動車、流通、運輸、建設など、様々な産業からの出展が話題を集めてきた。

 今年の場合は、初出展となった化粧品メーカーのポーラが注目を集めることになった。オンライン上のブースでは、同社の歴史やビジョン、コミュニケーションワードなどが紹介され、新たな製品やソリューション、デジタルへの取り組みが発表されたわけではなかったが、開催初日に行われたコンファレンスでは、ポーラの及川美紀社長が登場し、「We Care More. 世界を変える、心づかいを」と題し、同社のDXへの取り組みなどについて講演した。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事