週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

G-SHOCK、38年の歴史の中ではじめての試み

パーツごとに好みの色を選べるG-SHOCK「MY G-SHOCK」10月20日スタート!

ベゼル、バンドを19色から、美錠を2色から、フェイスは7種類から選べる。遊環は「シングル遊環(20色)」と「トリプル遊環(19色)」の2タイプを用意

 ベゼル、バンドを19色から、バンドを止める金具である“美錠”を2色から、表示部“フェイス”は7種類から選べ、バンドを抑える輪っかである“遊環”は「シングル遊環(20色)」と「トリプル遊環(19色)」の2タイプから選択できる。トリプル遊環を選んだ場合は、1個ずつ異なる色を選択することも可能だ(いずれも限定色を含む)。

MY G-SHOCKで作ったG-SHOCKの一例

 バンドは、上下で色を分けることもできるから、その組み合わせは、シングル遊環を選んだ場合で、ベゼル19×バンド19×バンド19×遊環20×フェイス7×美錠2=192万520通り。トリプル遊環を選んだ場合だと、ベゼル19×バンド19×バンド19×遊環19×遊環19×遊環19×フェイス7×美錠2=6億5864万2334通り。誰かと色がかぶる可能性は極めて低い。自分好みの色にカスタマイズした、誰も持っていない、自分だけのオリジナルなG-SHOCKを、誰でも手に入れられるのである。

写真上がシングル遊環、下がトリプル遊環。トリプル遊環を選択した場合、1個ずつ違うカラーにすることも可能だ

MY G-SHOCKを体験してみた
じっくり選んだカラーが実物になる喜び!

 ローンチ前のMY G-SHOCKを体験する機会を得たので、その模様をレポートしたい。

MY G-SHOCKのメニュー画面。FIRST-BLUE、FIRST-YELLOW、FIRST-GREENは過去のモデルを復刻したカラーで、各パーツ500個の限定カラーとなる

 MY G-SHOCKのサイトに入ると、まずはベースとなるモデルがいくつか表示されている。FIRST-BLUE、FIRST-YELLOW、FIRST-GREENは、過去の復刻カラーで、各パーツ500個の限定色となる(FIRST-BLUE、FIRST-GREENの遊環は限定数なし)。カスタマイズなしのベースモデルをそのまま購入することもできるので、人気が集中するかもしれない。

曇り加工のトランスルーセントカラー「FOG MATTE」のベゼルと、それにマッチするホワイトのフェイスを選択。着ている服に合わせて「FOREST GREEN」のベルトを選んだ(※実際のサイトとは一部表示が異なる場合がある)

 カスタマイズ画面は、右メニューから各パーツを選択し、カラーパレットで好みの色を選択すると、即時にCGに反映される仕様。角度を変えて眺めることもできるので、納得のいくまでじっくりと色を選択できそうだ。CGのクオリティーが非常に高く、工場で樹脂を成型する際の流し込み跡や、バンドに落ちる薄い影、トランスルーセントのカラーを選んだ場合は、“透け具合”までが緻密に再現されている。

 「注文時のCGがチープだと、サービスに興味を持っていただいても、そこで注文を止めてしまう方もいると思うので、本物に近い質感になるように、とてもこだわった部分です」(サイト担当者)

カスタマイズ後はカートに入れ、そのまま通常の商品と同じように注文する

 ベース価格は1万5400円から。IP(イオンプレーティング)仕上げの美錠やトランスルーセントのパーツなど、価格が上乗せされるパーツもいくつかあるが、そうしたパーツをふんだんに使った最高価格でも、1万7710円だ。

画面上で納得いくまでカスタマイズしたG-SHOCKが実物になるのは、とても楽しい

 体験では、迷った末に曇り加工のトランスルーセントカラー「FOG MATTE」のベゼルを選択。フェイスは、FOG MATTEとの相性を考えてホワイトのものにした。この日はダークグリーンのスラックスを着用していたので、「FOREST GREEN」のバンドを選択。自分の持っている服の中から、特定のコーディネイトをイメージして、それと合わせて組むのも面白いし、「水色一色!」など、好きな色で固めたり、応援しているスポーツチームのテーマカラーや、好きな国の国旗をイメージしてカスタマイズしたりするのも楽しそうだ。

自分ですべてのパーツを選んだG-SHOCKは、ひと味違う

 何より、画面上のCGで見ていた自分好みのG-SHOCKが、実物として手に取れるという体験には心が躍った。体験ではスタッフがその場で組んでくれたが、実際の注文時は、3週間から5週間程度で手元に届くそうだ。頼んだ商品が翌日に届くのが珍しくない現代では、やや待ち時間が長く感じられるかもしれないが、趣味性の強い商品では、待つ時間さえ楽しいもの。そういった意味で、3週間から5週間はちょうどいい。自分だけのG-SHOCKがカシオの山形工場で組まれているのを想像しながら、楽しみに待とう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう