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VAIO Z向けに開発した技術を多く取り込む

VAIOの中核モデル「SX14」「SX12」がWinows 11搭載で大進化、ベンチも

2021年10月13日 13時00分更新

内部

インテル EVOプラットフォームに準拠するモデルも

 5GHzのH35プロセッサーを搭載するVAIO Zには及ばないが、CPUとGPUは大幅に強化されている。上位機では第11世代のインテルCore i7/i5(UP3シリーズのリフレッシュ品)を搭載。公式ではCore i7-1065G7搭載機と比較して、Core i5-11557(4.5GHz)搭載モデルで141%、Core i7-1195G7搭載モデルで151%の高速化。Iris Xeグラフィックス搭載でGPUパワーについても145%高速化している。高性能に加えて、高速起動や高速充電インテル EVOプラットフォームに準拠したモデルも用意している。

新旧のファン

 SSDも第4世代ハイスピードSSD(PCIe Gen.4)が選択可能(容量は2TB、1TB、512GB、256GB)となり、PCIe Gen.3採用のスタンダードSSDと比較して332%の高速なシーケンシャルリードが可能となったとする。メインメモリーは最大32GB(LPDDR4X)まで搭載可能。USB Type-C充電で3画面出力に対応。HDMIや有線LAN端子を持つが今回からアナログRGB出力は省略した。

 通信機能は4Gの利用が可能(下り最大150Mbps、上り最大50Mbps、nanoSIM対応)。高速で多人数でネット接続している際にも速度が落ちにくいWi-Fi 6にも対応している。

 有償のメンテナンスパックに入ることで、安曇野本社工場で3年のうち1回メンテナンスとクリーニング、バッテリー換装を実施してもらうことができる。標準とワイドがあり、ワイドではさらにキーボードユニットの新品交換も実施する。

実力を検証してみた

 新製品のベンチマーク結果は下記の通り。新製品に関する情報はASCII倶楽部の検証記事でも詳しく紹介しているので合わせて読んでほしい。検証した機材はVAIO SX14でCPUにCore i5-11557を搭載したモデルとなる。

PCMarkの結果

PCMarkを使ったバッテリー駆動時間の結果

CINEBENCHの結果

Crystal DiskMarkの結果

ドラゴンクエストXの結果

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