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ゲーム序盤で戦闘や<写せ身合体>などを体験!『真・女神転生V』先行体験プレイレポート

2021年09月30日 13時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

龍穴ではセーブや回復などさまざまなことが行なえる

 フィールド上に至るところにある青い光の柱<龍穴>は、大地の霊力があふれ出た場所で、セーブや別の龍穴に移動する<龍脈渡り>、<骸の隠れ家>、<邪教の世界>に移動したり、回復が行なえる。

龍穴はフィールドにいくつか存在し、龍脈渡りで別の龍穴への移動も可能

龍穴での回復にはマッカが必要。倒された仲魔の回復もできる

骸の隠れ家の主<ギュスターヴ>からはアイテムの購入が可能

邪教の世界では、神魔の儀によりナホビノを強化できる

 ダアトでは、探索している際に悪魔の能力を写し取った霊体<写せ身>を入手することがある。写せ身は悪魔ごとにあり、スキルや防御相性などが宿されており、主人公や仲魔は<写せ身合体>により、スキルや防御相性を替えられる。さらに、今回は体験できなかったが、シリーズではお馴染みの2体の悪魔を合体させる<2身合体>の他、合体結果から素材悪魔を選ぶ<逆引き合体>、2~4体の悪魔を合体させ強力な悪魔を作り出す<特殊合体>、精霊を素材にし、同種族内のランクを上下させる<精霊合体>も用意されている。

写せ身合体では、まず合体したい写せ身を選択

追加したい、入れ替えたいスキルを選んで合体を行なう

 また、ダアト内では、神の威厳を表す<御厳>も入手する。神魔の儀の<神意の習得>では、この御厳を使い、世界の摂理を改変する奇跡の業<神意>の習得ができる。

神魔の儀の神意の習得により、神意を習得し、主人公が強化できる

 真・女神転生シリーズお馴染みの悪魔と会話をして仲魔にするシステムももちろん用意されている。悪魔には複数の<口調>があり、それぞれ性格や好みが異なるそうだ。本作で新たに用意された口調もあるとのこと。悪魔との会話は、月齢でも変化。新月や満月の時は悪魔の機嫌も変わる。

悪魔によって好戦的だったり口調もさまざま

悪魔は会話中にHPやゲーム内マネーのマッカ、アイテムなど、さまざまなものを要求してくる。安易に答えると交渉が決裂したり、お金が足らなくなるなど困ることになるので、慎重に考えて答えたい

答えを間違えると交渉が決裂し、戦闘になることも

 東京タワーを目指して進んでいくと、途中溢れる霊力を求め集まった悪魔たちの住処である<マガツカ>に道が塞がれている。今回はこのマガツカを破壊するところまで体験した。

マガツカには、仲魔を集めてからでないと挑めないので、まずは仲魔集めが必要

 本体験会では、難易度ノーマルでプレイ。最初にチュートリアルのような形で仲魔になったピクシーは、レベルが上がるまで敵の攻撃2回で倒された。また、悪魔交渉時、筆者はとにかく先に進めようと考えなしに所持金を圧迫するほどのマッカを渡してしまったため、後で回復のためのマッカ不足に怯えることになった。

 真・女神転生シリーズとしては、普通と思える難易度だが、割と序盤から考えなしにプレイすると、回復にマッカが足らなくなるくらいのバランスなので、RPGとしてはちょっと難易度が高めだ。しかしながら、難易度は易しいものにも変更できることなので、初めてプレイする人はそこから慣れるのもイイかもしれない。

 楽曲や雰囲気は、適度に不安感をかき立てるようなカッコよさとアンニュイを感じさせる真・女神転生シリーズにマッチした印象。砂漠化した東京が舞台で、はぐれた友人とどう再会できるのか、どのように話が進んでいくのか、先が気になる展開も非常に興味深い作品に仕上がっていた。

 真・女神転生Vは、既に予約も開始されている。アニメイトやAmazon、あみあみといった一部店舗では、店舗オリジナル特典も用意されている。詳細が気になる人は、公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。

【ゲーム情報】

タイトル:真・女神転生V
ジャンル:RPG
販売:アトラス
プラットフォーム:Nintendo Switch
発売日:2021年11月11日
価格:9878円(パッケージ版/ダウンロード版)
   1万6280円(初回限定版)
CERO:C(15才以上対象)

   
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