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意外にあっさりと動作

現行VAIO ZにWindows 11 Insider Previewをインストール、注意点は?

2021年07月27日 09時00分更新

 印象としてはMacOSな雰囲気で、ウィンドウの角も丸みが付き、各メニューにはしっかりアイコンが付くようになったので、見やすく統一感のあるデザインになった。スタートボタンが左下にない違和感はあるものの、これはすぐに慣れるだろう。

壁紙をWIndows 11用にするだけでも雰囲気が変わる感じ

メニュー項目にアイコンが付き見やすくなった

エクスプローラーのウィンドウ。角が丸くなり、アイコンもシンプルなものになっている

 ただ、スタートメニューの構成はガラリと変わったので、どこにアプリがあるのかと最初は迷うかもしれない。

 設定メニューもかなり見やすくなった。Windows 10でもかなり進化して徐々に見やすくなったが、デザインを更に一新して、階層もわかりやすくなっている。ただ、相変わらずデバイスマネージャーやディスクの管理、コンピューターの管理、イベントビューアーなどはずっと昔のママで、このあたりも早く統一してほしいものだ。

[設定]の画面は、左側にカテゴリーが並び、右側にそれぞれの設定項目が並ぶデザインに

管理ツール系は未だに過去の遺産を引きずっている。デザインの統一は図れないのか

 使っていて、一部ちょっと不思議な動作をする部分はあるものの、普通に使っていても特に問題を感じられなかった。顔認証も人感センサーも動作するし、5Gモジュールもちゃんと認識し、アプリもきちんと動作している。

デバイスドライバーの一覧を見ても、エラー項目はなし

5Gモジュールもちゃんと動作していた

ちなみに、Windows 10では前回SIMをセットしたあと、しばらくしたらアイコンが表示されるようになっていた

スタートボタンの右クリックメニューも健在。ただ、タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を呼ぶことはできなくなっていた

 なお、今回取り上げた機能やデザインに関しては、まだベータ版なので今後変わるかもしれない。

Windows 11が登場するまでVAIO Zを買わないのはナンセンス

 ということで我がVAIO Z様は、このままもとに戻さずに今年終わりごろと言われているWindows 11の正式版を迎えることになるだろう。無償でアップグレードできるので、買い控えする必要はない。予算の目処がつき次第VAIO Zを即購入してほしい。

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