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東京2020組織委員会、参加と交流がテーマ「わっさい」の本番出演者を発表

2021年07月18日 12時00分更新

©Tokyo 2020

 東京2020組織委員会は7月12日、東京2020大会公式文化プログラムとして実施する「わっさい」の本番出演者を発表した。

 わっさいはテーマを「参加と交流」とし、「世界はもういちど、『わ』になれる。」をコンセプトにバーチャルなオリンピックスタジアムを舞台としたオンライン生配信(一部収録)を実施。スケジュールは7月18日18時~19時30分を予定。

 次世代の表現者であるアオイヤマダ氏と高村月氏が、オンラインで世界を「わ」にする踊りを制作し、楽曲は日本の大人気ロックバンドWANIMAが提供。ダンサーとしてはストリートダンスやフリースタイルダンサー、ポールダンサー、舞踏家、HIP HOPなど多彩な演者が出演。

©Tokyo 2020

本番出演者一覧

WANIMA

 KENTA、KO-SHIN、FUJI。2010 年結成。東京都在住熊本県出身スリー・ピース・ロックバンド。2014年10 月デビュー。全国の大型音楽フェスへの出演を果たし、いくつもの入場規制を記録。2017 年末には「第 68 回 NHK 紅白歌合戦」に初出場。2019 年 10 月発売のメジャー2nd フルアルバム「COMINATCHA!!」ではオリコン週間チャート2作連続1位を獲得。更に自身過去最大となる25万人を動員する全国ツアー「COMINATCHA!! TOUR 2019-2020」を開催(新型コロナウイルス感染拡大防止の為一部公演中止)。9月 22日には初の無観客ライブ「COMINATCHA!! TOUR FINAL LIVE VIEWING ZOZO MARINE STADIUM」を開催。全国の映画館286劇場、12ヵ所のライブハウスでの「ライブビューイング」と「配信ライブ」で届けられ視聴者数はおよそ10万人を記録。2021年4月14日には6th single「Chilly Chili Sauce」、4月28日には”ファイト!九州”テーマソング「旅立ちの前に」を配信リリース。更に8月18日には7th Single「Chopped Grill Chicken」をリリース。

LUNA◆アオイヤマダ

©ISOBE AKIKO

 2000年6月24日生まれ。⻑野県出身。舞台「星の王子さま –サン=テグジュペリからの手紙–」王子役。ダムタイプ「2020」出演。米津玄師、Nulbarich、DAOKOなどのアーティストMV参加。「フレッドペリー」などの広告にも起用。Basel world2018,2019 CITIZENブースにてパフォーマンス。ドラマ『FM999』に"ミラーボールの女"、ショートフィルム『Somewhere in The Snow』出演。

月◆高村月

 兵庫県出身。エモーショナルダンサーとして、数々のコンテストや大会などで優勝、入賞を果たし、アジア大会では日本代表を務める。King Gnuや大橋トリオなど様々なアーティストのMV出演や振付を担当し、NHK紅白歌合戦には第70回にMISIA、第71回にLiSAのメドレーに出演。2020年に米津玄師のツアーライブ"HYPE"に参加。

太陽◆YOSHIE

©Tokyo 2020

 日本が世界に誇るスーパーダンサー。様々なジャンルを踊りこなし、その影響力は国内は元より海外においても絶大。ストリートダンスシーンの歴史の中でもトップに君臨すると言っても過言ではない。アンダーグラウンドシーンにおいても数々のタイトルを持つ。ダンスバトル界では異例の優勝賞金250万「STREET KINGS」にて前人未到の二連覇を達成する。メジャーシーンにおいても振り付け、出演を行ない、KinKi Kids、V6、滝沢歌舞伎、MISIAなどのアーティストの舞台、ライブ、TV、MVなどの振り付けを担当する。

炎◆陸

©Tariq Mohammad

 トリッキングパフォーマー/ムーブメントアーティスト/フリースタイルダンサー。スキルフルなトリッキング、コンテンポラリーダンスと滑らかなフロアワークを武器に、前例のない新しい身体表現/アートの形を追求している。

炎◆松岡歩武

©Tokyo 2020

 武術をベースにしたフリースタイルアクロバット、トリッキングを主軸とするパフォーマーであり、アジア大会で優勝を果たすなど競技者としても活躍している。アクロバットという激しい動きの中に、緩急や感情を取り入れ、表現の幅を広げている。三代目J Soul BrothersやGENERATIONS from EXILE TRIBEなどを始めるとする、アーティスト MV やライブツアーにも出演している。

水◆CHISE NINJA

 14歳でVOGUEの世界に魅力を見つけ、VOGUEの世界を更に追求する為に、2013~2015年NYC/USAへ渡米。NYCのVogue sceneでは、好成績を残し、“CHISE NINJA”の名を広めた。現在、拠点は日本だが、動画配信サイトHBO Max(USA 全土にて配信中)の新作、”LEGENDARY”にて、1話から唯一の日本人キャストでありながらも、大活躍中(2020年)! 最終話では、Megan Thee StallionのBackup Dancerとして、抜擢。今後も、世界で活動を広げて行く。

風◆KUMI

©Tokyo 2020

 美しくしなやかなポールスタイルと繊細でダイナミックな表現力に定評のある、日本屈指のポールダンサー。国内、海外の様々なブランドパーティー、クラブイベント、アーティストライブにて活躍。近年は MC、ポージングアドバイザー、コレオグラファー、女優としても活動している。蜷川実花映画作品には所作指導者としても参加。第70回NHK紅白歌合戦には、MISIAのメドレーにポールダンサーとして出演。ASTERISK「Goodbye,Snow White」残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」あいみょん、東京ゲゲゲイ、GLAY他、舞台作品や様々なアーティストのMVにも出演。

雲◆MONDO

 芝居やダンスなどの身体表現を学び、自分自身を探求する中で生まれた “ヒゲ女装” というスタイルでDJやパフォーマンス活動を行なう。「心を開いて音楽に寄り添った時、僕たちは感じるままに身体を揺らして踊ったり声をだして歌って自由だ。その時僕たちは自分を信頼し、自分を許し、自分に感謝することができる。その瞬間のハートの振動は愛だと思う。つまり、僕たちの存在そのものが愛になる。」

森◆Chikako Takemoto

©Tokyo 2020

 広島県出身。両親の影響もありピアノやオペラ、声楽など常に音楽に囲まれて育つ。内臓で体を動かすような非人間的な動きと、しなやかな動きを掛け合わせ、静と動を操る唯一無二のダンススタイルを確立し、海外での数々のワークショップやMV出演など幅広く活動している。

花◆葦原海

 16歳の時の事故により車椅子ユーザーとなる。2016年秋、NHK番組内で行なわれたファッションショーをきっかけに、モデル・タレント活動が始まった。現在では、多数のファッションショーに出演の他、TV/CM/ラジオ/グラビア/トークショー/講演会/MCなど幅広く活躍中。歩けていた頃と、受傷後では視野が変わり、今ある障がい者と健常者の壁、不必要な固定概念を、エンタメの力で壊そうと今に至る。

闇◆点滅

©Muga Miyahara(MMF)

 舞踏家・演出家。1993年、土方巽記念アスベスト館にて舞踏を始める。’96年、自らの舞踏グループ赤色彗星館を結成。多数の作品を発表し、その全てに作・演出・出演。またその間、継続作業として歩行者天国等での実験的路上公演も敢行。2005年、赤色彗星館を封印。その後、ソロとして自らの舞踏作品を継続して発表する傍ら、演劇への客演、スチール・映像作品の被写体としても活躍。’16年より演劇舞踏ユニット B機関を主宰。演出も手掛ける。舞踏家として日本は元より、ヨーロッパ・ロシア・韓国等の芸術フェスティバルへの参加など、国内外を問わず活動している。

雷◆清水舞手

©Tokyo 2020

 舞う。弾く。纏う。感じた死生観を、身体で奏でる表現者。15歳から音楽学校に通い、19歳で身体表現に出逢う。数々のアーティストのMVやツアーに単独で出演。モデルとしてはミラノで行なわれたDolce & Gabbanaのファッションショー出演他。自身で音楽を制作するなど、鍛錬したピアノも活かしつつ、音と身体を入り口に活動の幅を広げている。

幼子◆飯塚湊玄

©Tokyo 2020

 2014年生まれの7歳。3歳からHIP HOPダンスを習い始め、持ち前のリズム感と表現力を活かし4歳よりダンスコンテストに出場する。2020年には、ALL JAPAN SUPER KIDS DANCE CONTESTなど数々のコンテストで優勝、入賞を果たす。

幼子◆高岸いとひ

©Tokyo 2020

 2012年生まれの8歳。T-CROWN DANCE COMPANY所属。6歳よりダンスを始め、JAZZ、アクロバットなどを習得。年齢とはかけ離れた独特な表現力を持ち、数々のダンスコンテストでキッズ部門、オープン部門共に優勝、入賞を果たす。最近ではTV/MV/CMにも出演し活動の幅を広げている。

総合演出:菅野こうめい
わっさい Dance 振り付け:アオイヤマダ・高村月
楽曲提供:WANIMA
舞台アート監修:日比野克彦
衣装デザイン:ひびのこづえ

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