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Radeonにも光を! 「Radeon RX 6700 XT Phantom Gaming D 12GB OC」でRadeonの魅力を再確認

2021年07月13日 16時00分更新

Radeonのパフォーマンス調節も簡単

 「チューニング」では、GPUクロック、メモリークロック、ファン回転制御を手動でカスタマイズ可能だ。性能を引き上げるオーバークロックや、低消費電力を抑えるダウンクロックを手軽に挑戦できる。

「チューニング」では、GPUやGPUクーラーファンのチューニングができる。自動では、ワンクリックでGPUの低消費電力化や、GPUやメモリークロックのオーバークロックが可能だ

手動で細かにカスタマイズすることもできる

手軽に使える録画&配信機能

 多くの人が気になる録画・配信機能もバッチリ。YouTubeなどで配信せずとも、自分のベストプレイや限定イベントなどを残しておける録画機能は手軽に利用可能で、設定はウィザード形式で素早くセットアップできるようになっている。

 ウェブカメラの映像を取り込み、録画画面の好きな位置やサイズで表示、背景透過といった配信向けの機能もしっかりと備わっている。PCデスクトップ画面の録画もできるので、趣味や得意なソフトウェアのHow To動画を作って配信するなど、活用範囲はゲームの録画、配信に留まらない。

「録画およびストリーム」から、ウィザード形式で、簡単にセットアップできる

録画・配信の設定項目。エンコード形式(AVCとHEVC)といった、さまざまな設定を行なえる

ウェブカメラの映像を表示することも簡単だ。グリーンの背景でクロマキー機能を使っている

eスポーツゲーム向けの機能も搭載

 「Radeon Software Adrenalin」には、試してみる価値ありの機能が盛りだくさん搭載されている。プレイヤーの入力操作とディスプレーに描画される際の遅延を軽減させる「Radeon Anti-Lag」がその代表だ。

 ほかにも、ゲーム内で素早い動きをした際に描画解像度を動的に下げることでフレームレートを向上させる「Radeon Boost」や、フレームレートを制限することで消費電力を抑える「Radeon Chill」がある。後者は「原神」や「ライザのアトリエ」シリーズなど、最大フレームレートが60fpsに固定されているゲームと相性がいい。

「Radeon Software Adrenalin」起動時に選択するプロファイルでも、各種ゲーム向けの機能が設定されるが、あとからゲームごとに設定できる

最大で32%の遅延低減を実現するという「Radeon Anti-Lag」。「Radeon Software Adrenalin」のバージョンアップでDirectX 12にも対応している

詳細や効果は【入力ラグ軽減でPCゲームの反応速度アップ!? 「Radeon Anti-Lag」の効果を検証】で紹介、検証しているので参考にしてもらいたい

「Radeon Boost」は、最小解像度を50、66.6、83.3%に設定できる

「エーペックスレジェンズ」(4K、「極(VRAM:8GB)」最高設定)で「Radeon Boost」を、最小解像度50%で試すと、無効時は視点変更してもフレームレートは90fpsだったが、有効時はfpsが大きく向上した

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