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山根博士のグロスマレビュー

6400万画素カメラを3つ搭載、驚異のカメラを誇る「ZTE AXON 30 Ultra」

2021年06月14日 10時00分更新

超広角から60倍ズームまで幅広く使えるカメラ

 カメラのUIは標準でMULTICAMERA / ビデオ / 写真 / スーパーナイト / PORTRAIT / その他と並ぶ。標準の写真モードでの撮影は1200万画素相当となる。画面右上の「三」をタップしても解像度などの変更のみが可能で、6400万画素への切り替えはここからはできない。6400万画素カメラを使うには「その他」から64MPを選ぶ必要がある。

カメラを起動(左)。設定項目は解像度切り替えなど(中)。その他設定(右)

 64MPを選ぶと、倍率切り替えのUIが変わる。標準の写真モードでは0.5倍から60倍を自由に変更可能で「0.5倍」「1倍」「2倍」「5倍」「60倍」をワンタッチで選択できる。一方6400万画素に切り替えると画面右横の倍率切り替えは絵のアイコンとなり、「0.5倍」「1倍」「2倍」のみとなる(これ以外の倍率やペリスコープカメラを使った望遠は選べない)。3つの6400万画素カメラそれぞれをそのまま使う、というモードになるわけだ。

標準カメラのUI(左)。その他から64MPを選ぶ(中)。6400万画素時のUI(右)

 ビデオは写真の6400万画素モードと同じ考えで、倍率変更は絵のアイコンから「0.5倍」「1倍」「2倍」「5倍」のみを選択可能。4つのカメラをそのまま使ってビデオ撮影する。またサブメニューが呼び出せVLOGやスローモーション撮影ができる。8Kや4Kへの切り替えは設定項目からワンタッチだ。

ビデオのUI(左)。サブメニューで様々な撮影に対応(中)。設定項目から8Kや4K撮影の切り替えが可能

 このほかには「0.5倍」「1倍」「5倍」3つのカメラのプレビューを切り替えながら撮影できるMULTICAMERAを搭載。ポートレートはF1.0からF8.0までを自由に変更可能。なおAXON 30 Ultraはマクロカメラを備えていないことからか、マクロ撮影に対応するもののその他から呼び出す必要がある。最少撮影距離は10cm程度で、あまり近寄った撮影には向いていない。

MULTICAMERA(左)。ポートレート(中)。マクロはクレジットカード全体を写す程度まで寄れる(右)

 それでは以下、AXON 30 Ultraで撮影をしてみた。いずれもオリジナルは非圧縮だ。

ウルトラワイド14mm、4624x3472ドット

 カメラは標準(26mm)が6400万画素(Sony IMX686、F1.6、OIS搭載)、ウルトラワイド(14mm)が6400万画素(Samsung ISOCELL GW3、F2.2、画角/120度)、ポートレート(31mm)が6400万画素(Samsung ISOCELL GW3、F1.9)、さらにペリスコープ方式の望遠(光学5倍・デジタル60倍)が800万画素(F3.4、OIS搭載)の4つの構成。4つすべてを足すと2億画素になるというのも驚異的だ。

標準26mm、4624x3472ドット

標準26mm、9248x6944ドット(6400万画素撮影)

5倍、4624x3472ドット

デジタル60倍、4624x3472ドット。60倍は端末画面で見る程度がいいだろう

ポートレート31mm、F1.0、4624x3472ドット

マクロ撮影(標準26mm)、4624x3472ドット

【まとめ】ハイエンドながら約8万円というコスパ
日本導入で存在感を高めることを期待

 サムスンや中国大手メーカーが次々とハイエンドスマートフォンを出す中で、ZTEのスマートフォンは目立った存在ではなかった。しかしAXON 30 Ultraは高スペックな本体に他社製品を大きく超える高性能なカメラも搭載している。グローバルでの価格は749ドル(約8万2000円、ZTE直販価格)と、スペックを考えると割安感もある。日本でも数多くのスマートフォンを展開しているZTEだけに、このAXON 30 Ultraもぜひ日本で発売してほしいものだ。

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