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お店にある家具を使って360度パノラマVR上で自由にコーディネート! 家具シミューレーター「AI空間設計」ベータ版

2021年03月29日 16時30分更新

 スペースリーは3月29日、360度パノラマVR上に実際に販売されている家具のCGモデルをAIが間取りに合わせて自動で配置、また、オンライン上で誰でも自分の部屋の家具コーディネートができる家具シミューレーター「AI空間設計」ベータ版の提供を開始した。

 同社によると、不動産・住宅業界における新型コロナウィルス問題対応のニューノーマルにおいて、集客力アップやリモートでの接客力アップのためのウェブコンテンツの品質向上へのニーズが高まっている。くわえて、物件選びをする消費者からは家の中の住みやすさがより重視されている。これらの事業者及び消費者のニーズの変化と、同社の研究開発の成功から、本サービスの提供が開始されたとのこと。

 事業者が360度カメラで撮影した部屋のパノラマVR画像を、スペースリーにアップロードすると、シーンがまとまった内見用のパノラマVRコンテンツを制作できる。本サービスは、そのVR空間上で、実際に販売されている家具などのCGモデルを自由に配置、シミュレーションできる。

 また、部屋探しの顧客とURLを共有したり、シミュレーター自体を自社ウェブサイトに掲載したりすることができ、顧客が入居希望の部屋のVR空間上で家具コーディネートのシミュレーションが可能となる。他にも、手動でCG家具を配置するだけでなく、AIが間取りに合わせておすすめの家具を配置する自動バーチャルホームステージングも可能。

AI空間設計シミュレーター概要

 家具ブランドはカリモク、コクヨ、Francfranc、日本フクラなどおよそ40社が参画し、実在する家具のCGモデルでのコーディネートが可能。なお、家具データの一部はオープンリソースの運営するRoomCo AR、安心計画の運営するウォークインホームroomからの提供を受けているとのこと。

 また、多数の家具ブランドの参画を記念して、先着30社限定で通常1週間の無料トライアルの期間を2週間に延長したキャンペーンも実施している。通常トライアルでは利用できないAI空間設計も利用可能とのこと。
無料トライアルお申し込みキャンペーン:https://tips.spacely.co.jp/aikuukan/

 同社は今後、家具に限らず小物や家電製品などのアイテムの充実や、使い勝手及び品質の向上などのプロダクト改善を進めるとのこと。

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