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GIGAスクール構想下のPCシェア調査

5万円以下PCに地殻変動、進むChromebook導入、しかしiPad躍進で首位はアップルに

2021年03月02日 16時00分更新

 MM総研は、政府主導のGIGA スクール構想で導入された端末のメーカー別シェアを発表した。GIGA スクール構想は児童生徒1人1台のPCを整備するもので、今回の調査では全国1480自治体から得た有効回答をまとめており、対象となる端末数は749万2074台となっている。

GIGAスクール メーカー別シェア

首位はiPadのアップル

 調査によると、首位はアップルで28.1%のシェアを獲得。導入台数は210 万7935 台となった。

 横浜市や広島市などでは10 万台規模での導入があったことに加えて、中核都市や人口10万人未満の小規模自治体などでも幅広く導入されているという。さらに、小学校低学年や特別支援学級、特別支援学校向けなどで部分的に導入する自治体も目立ったという。

 また、熊本市や豊中市などLTE 通信搭載機を主力機種とした大型事例が見られたことも特徴といえる。

 iPadに対しては、「教育アプリケーションとの連携」、「授業中の利用における利便性」、「ユーザービリティとアクセシビリティ」といった点で利用現場からの評価が高いという結果も出ている。

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