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リッチなゲーミング環境を作り上げられるGIGABYTEの32型液晶「FI32Q」

2021年03月08日 11時00分更新

いろいろな意味でヤバイ
究極のゲームアシスト機能を搭載

 その他にも本機にはおもしろい機能がある。なかでもディスプレーに照準を表示させ、ゲーム側で照準が表示されておらずともプレイヤーの補助となる「照準線」や、画面中央付近を別途拡大描画させる「Eagle Eye」などがある。

 主にFPSでの利用を前提としている機能で、いくつかのシングルプレイヤーのゲームで利用してみたのだが、手持ちの武器によっては走るときに照準が消えるといった場合、確かに便利だった。ただ、こういった機能はゲームの埒外で動作しているのでオンライン対戦では「ズル」にあたる可能性がある。なので、利用するかしないかはプレイヤーのモラルに委ねなければならない。

「照準線」OFFの状態。弾がどこに飛んでいくのかわからない

「照準線」をONにした状態。画面中央にクロスヘアが表示され狙いやすくなる。クロスヘアの形や色も変更できる

画面中央を拡大表示する「Eagle Eye」。遠くの敵を視認しやすくなるので、おもに狙撃時に絶大な効果を発揮するだろう

「Eagle Eye」は拡大率や画面の位置・サイズも変更できる。プレイのジャマにならないところに配置すれば索敵が容易になる

「照準線」と「Eagle Eye」はアドバンテージを得られるが、ゲーマーとしての矜持を問われる。ただ、ゲーム初心者がシングルプレイで利用するのには大いに役立つ機能と言える

 また、FI32Qにはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されている点にも触れておこう。一般的なノイズキャンセリングは自分が音を聞くことに主眼を置いているが、本機能は逆に相手側へ送る音声を聞き取りやすくするものだ。

 実際に使用してみたところ、駆動音が目立つ暖房器具やキーボードのタイプ音などが多少軽減され聞き取りやすくなっていることが確認できた。なによりも、普段からボイスチャットで「救急車の音入っとるぞ」と言われていたのが、気付かれにくくなったのはチョットうれしい。

AORUSのロゴの部分にノイズキャンセリング用のマイクを内蔵している

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