3DCG制作、VRコンテンツ制作、映像制作系のベンチマークも優秀
ゲームはもちろんクリエイティブ/コンテンツ制作用途にも!「究極」ノートPCの名を冠したMSI「GP66 Leopard 10U」
MSIから15.6型ゲーミングノートPC「GP66 Leopard 10U」が登場した。GP65 Leopardを最新スペックに更新するとともにデザインを一新し、パフォーマンスも見た目も進化した製品だ。
MSIのゲーミングノートPCはGT/GS/GE/GP/GLシリーズと、ニーズに合わせて細分化されている。GPシリーズは高リフレッシュレートのフルHDパネルにこだわり、とくに高フレームレートでのゲーミングを訴求するeスポーツ向け製品だ。
GP66 Leopard 10Uは「アルティメットノート」をキャッチコピーとする製品だが、そのひとつ目の理由はパフォーマンスだ。CPUは第10世代Core i7。前モデルGP65の第9世代Core i7から更新されている。日本国内においてGP66 Leopard 10Uは2モデル展開され、上位モデルの042JPには8コア16スレッド対応のCore i7-10870H、もう一方は096JPは6コア12スレッド対応のCore i7-10750Hを採用している。今回はCore i7-10750Hを搭載した096JPを紹介していこう。
なお、モバイル向けCoreプロセッサには第11世代モデルも展開されているが、GP66 Leopard 10Uはよりコア/スレッド数の多い第10世代Coreを採用することでゲーミングパフォーマンスを高めている。
GPUは最新のNVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPUを採用している。ここもGP65ではGeForce RTX 20シリーズを採用しており、最新世代へと更新された点だ。RTX 30シリーズの性能はデスクトップ版で証明済みだろう。新世代のRTコア、Tensorコアを搭載し、SMもパワーアップ。さらに強力なDLSSによってリアルタイムレイトレーシングがより身近なものとなった。その表現力をノートPCで実現する。
加えて、現在のGPUはゲーミングだけにとどまらない。GPUはAIコンピューティングにも活用されており、とくにRTXシリーズGPUはノイズキャンセリングや背景合成といったリモートワークビジネスでもその性能が活用されている。ノートPC向けGPUならではの点として「DYNAMIC BOOST 2.0」が挙げられる。バッテリー駆動、あるいはデスクトップきょう体と異なり限られたスペース、限られた電力で動作するノートPCにおいて、DYNAMIC BOOST 2.0はAIを活用した電力供給バランスの制御を行ない、最大パフォーマンスができるだけ持続するよう最適化する。
GP66 Leopard 10Uの主な仕様 | ||
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モデル | GP66-10UG-042JP | GP66-10UG-096JP |
ディスプレイ | ノングレア15.6型フルHD(1920×1080ドット)/リフレッシュレート144Hz | |
CPU | Core i7-10870H(2.2〜5.0GHz/8コア16スレッド) | Core i7-10750H(2.6〜5.0GHz/6コア12スレッド) |
GPU | GeForce RTX3070 Laptop GPU 8GB GDDR6 | |
メモリ | 16GB(8GB ×2) DDR4 | |
SSD | 1TB(M.2 NVMe) | 512GB(M.2 NVMe) |
LAN | 2.5GbE&Wi-Fi 6 | |
Webカメラ | 92万画素(マイク内蔵) | |
インターフェース | USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)×1、USB3.2 Gen1 Type-A×3、HDMI×1、ヘッドホン出力(Hi-Res対応)/マイク入力 コンボジャック×1 | |
サイズ | 358(W)×267(D)×23.4(H)mm | |
重量 | 2.38Kg | |
OS | Windows 10 Home | |
実売価格 | 25万5000円前後 | 22万5000円前後 |
もうひとつの特徴が新しいきょう体デザインだ。もともとGP65も直線的でシンプルなデザインを採用していたが、GP66 Leopard 10Uはさらにそれを推し進めている。天板部分もGP65のボンネット型からGP66 Leopard 10Uではフラットへと変わり、見た目のシンプルさがより一層強調されている。きょう体素材はアルミ製となり質感が向上。タッチパッドはクリックボタンが一体化したことで広々とした印象を受ける。キーボードも10キーを省き、左右に窮屈感を感じることないデザインだ。
ディスプレイはサイズが15.6型で解像度が1920×1080ドット、リフレッシュレートが144Hzといったスペック。GeForce RTX 3070とフルHDパネルの組み合わせは、比較的重量級のタイトルでも高画質設定でなめらかなフレームレートを得られ、一方でeスポーツタイトルでは高画質のまま勝敗を分ける100fps超クラスのフレームレートを実現できる。
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