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気候変動シナリオ分析とリスク評価を提供

ウェザーニューズ、気候変動によるビジネスへの影響を評価する「Climate Impact」

2021年02月10日 16時30分更新

「Climate Impact」画面イメージ

 ウェザーニューズは2月10日、気候変動のリスクを分析する企業向けサービス「Climate Impact」の提供を開始した。

 本サービスは、オフィス、工場、店舗などの拠点に特化した気候変動シナリオ分析と、気候変動が事業に与えるリスク評価を提供するもの。

 気候変動シナリオ分析では、各拠点の気候が2100年までにどのように変化するのかを分析する。リスク評価では、過去に発生した災害の事例分析で得られた気象の基準をもとに、大雨による自然災害や気温上昇による生活への影響および農作物の収量など、気候変動によるリスクを評価する。

 同社は本サービスの提供を通じて、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)賛同企業に対し、気候変動の影響による事業リスクや機会の把握と、気候変動への緩和策や適応策の推進を支援するとしている。

 TCFDは、気候関連の情報開示および金融機関の対応をどのように行なうかを検討するため設立された団体。2017年6月に最終報告書を公表し、企業等に対し、気候変動関連リスクおよび機会に関する情報の開示を推奨している。

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