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1月6日までの年末年始セールで割引している製品も!?

3万円台から注目のAMD Ryzenを搭載したマウスコンピューターのコスパの高いオススメなPCを複数ご紹介!

2021年01月04日 15時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII
提供: マウスコンピューター

 また、無線LANはPS5も採用する最新のWi-Fi 6に対応。160MHz 4×4対応で最大転送速度4803MbpsのバッファローのWi-Fi 6対応無線LANルーター「WSR-5400AX6-MB」と接続したところ、リンク速度は1.2Gbpsになっていたため、2×2の1201Mbps接続の無線LANルーターと組み合わせることで、高速通信が可能になる。

リンク速度は1.2Gbps。アンテナ数が2本のWi-Fi 6対応

 簡単ではあるが、ベンチマークソフトなどで性能もチェックしておこう。まずはCPUの性能検証で使用する定番のCINEBENCH。CINEBENCHは最近バージョンアップして、R23になったがASCII.jpに掲載されている古い機種の検証データとの比較もできるよう、R20でも計測した。

CINEBENCH R20の結果

CINEBENCH R23の結果

 CINEBENCH R20は4コア/8スレッドのIntel第10世代「Core i5-10210U」がシングルスレッド300pts後半から420pts前後、マルチスレッドが1100pts以下から1200pts前後といったところの中、シングルスレッドで446pts、SMT非対応ながらマルチスレッドで2294ptsと好成績。CINEBENCH R23を見ても、シングルスレッドとマルチスレッドの倍率は、ほぼ同じ傾向なので参考として欲しい。

 定番のゲームベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」では、解像度フルHD(1920×1080ドット)、フルスクリーンにして、3パターンの品質で計測。

「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」ベンチマーク結果

 Renoir世代の第3世代Ryzen 4000シリーズは、Picasso世代が11CU構成のところ、8CU構成と理論性能はやや下がっているが、Data Fabricの広帯域化や動作周波数の向上などにより、実効性能は向上している。実際ノートPCの標準品質のスコアーは4384の「快適」評価。ノートPCの高品質でも3266の「やや快適」と、dGPUなしでも遊べることを示した。

 試しに、今年9月にリリースされて以来高い人気を誇っているmiHoYoのオープンワールドRPG「原神」をプレイしてみたところ、デフォルトの画質「中」ではフルHDのフルスクリーンで平均27fps、HDのウィンドウ表示で平均57fps。フルHDでも遊べるが、ややカク付く場面もあるのでHDなら快適といった動作をみせた。

フレームレートはFrapsで計測。フルHDでもキャラの動作が重くなるようなことはない。戦闘中にちょっと動作の重さを変えたら画質を落としてみるとイイだろう

 最後にクリエイティブ用途として、写真編集では定番の「Adobe Lightroom」にて、キヤノン「EOS 60D」で撮影した解像度5184×3456ドットの132枚のRAWデータ(CR2)を追加して全て読み込まれるまでの読み出し時間と、品質100%のフルサイズJPEGファイルに書き出した際の時間で検証。比較には、1年前に発売した第8世代Intel「Core i7-8565U」(4コア/8スレッド、1.8~4.6GHz)と16GBメモリーを搭載した某社のノートPCを使用した。カメラによってRAWデータの作りは異なり、設定によっても現像速度は変わるので、数値はあくまで参考値として欲しい。

 Core i7-8565Uは、4コアだがスレッド数でRyzen 5 4500Uに勝るが、書き出し速度は「mouse B5-R5」の方が1分以上速かった。読み込み速度も約8秒という差だが確かな差が出ている。CPUパワーが有効なRAW現像であっても、これだけの差が出るので、ちょっとした画像編集や動画エンコードをする人にもオススメだ。

Ryzen 5 4500Uを搭載した小型デスクトップPC
省スペースで使えてテレパソにもぴったり!

 次はマウスコンピューターの実店舗にて先行販売されたばかりの最新モデル「mouse CT6」をご紹介したい。mouse CT6は、「mouse B5-R5」と同じAMD「Ryzen 5 4500U」を搭載した薄型のデスクトップPC。

「mouse CT6」の主なスペック
CPU AMD「Ryzen 5 4500U」
(6コア/6スレッド、2.3~4.0GHz)
内蔵GPU AMD Radeon Graphics
(6コア、1500MHz)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(SATA3)
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6)、
Bluetooth 5
インターフェース HDMI出力、D-Sub 15ピン、USB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、USB 2.0×2、マルチカードリーダー、ギガビットLAN他
サイズ/重量 28(W)×150(D)×194(H)mm/約749g(スタンド装着時)
OS Microsoft「Windows 10 Home」(64ビット)

 mouse CT6は、全国にあるマウスコンピューターのダイレクトショップにて12月25日より発売。オンラインショップでは、1月下旬には発売予定とのこと。本機はフットスタンドにて立てて使える、省スペースのデスクトップPC。ダイレクトショップでの価格は税別6万9800円。+2万円でMicrosoft「Office Personal 2019」を付けられる。

 前面にUSB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×2とマルチカードリーダー、背面にD-Sub 15ピンにHDMI出力、USB 3.0 Type-A×2、ギガビットLAN、ヘッドホン出力、マイク入力を備える。

 ディスプレーを搭載しない分小型で、自宅ではテレビに接続し、職場に持って行ってディスプレーに繋げる、といった小型のPCならではの普段使いの環境を持ち運べるメリットがある。それでいながら、一般的なノートPCよりもUSBポートの数が多く、汎用性が高い。

 ディスプレーの背面に取り付けられるVESAマウントにも対応。キーボードとディスプレーを置いたら他には何も置けないような省スペースの環境でも使えるのが魅力。「mouse B5-R5」の検証結果で分かるように、「Ryzen 5 4500U」はモバイル向けAPUながら、ちょっとしたゲームや写真編集、動画エンコードなら快適に行なえる性能を有するため、クリエイターのような本格的な人以外なら十分メインPCとしても使える。

 以下はマウスコンピューターから提供された内部写真。写真では、メモリーが2つ備わっているが、上述のスペック表のとおり最小構成では8GB×1になっている。購入後にもメモリーと2.5インチのSSDのみ交換可能だが、購入後のカスタマイズはマウスコンピューターのサポート保証対象外とのこと。購入時にオプションで増設が可能なので、増設したいがサポート保証も受けたい場合は、購入時にカスタマイズしておこう。

無線LANも「mouse B5-R5」と同じくWi-Fi 6。Wi-Fi 6対応ルーターと接続すれば、ウェブ4K動画すらも快適に視聴できる高速通信が可能になる。薄型ながらファンも搭載し、上部から排熱をしっかりと行なう構造になっている

 無線接続が可能なマウスやキーボードと組み合わせれば、大きなテレビに映して離れた場所から操作できたりするので、そういった使い方もオススメだ。

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