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日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したVOLVO「XC40」は移動時間を優雅に過ごせる

2020年12月19日 15時00分更新

荷室から、こんにちわ!

 クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回は、「第39回 カー・オブ・ザ・イヤー」(2018-2019)を受賞したVOLVO(ボルボ)「XC40」に試乗してきました。VOLVOといえば、世界で認められた安全な車というイメージをお持ちの方が多いと思います。それゆえに、大事な家族を乗せる車として購入される方も沢山いらっしゃいます。今回のレビューではどういった所が家族向けなのか? なぜ安全性が高いと言われるのか? を検証していきたいと思います!

 ちなみに、私のリポーターとしてのスペックはこんな感じ(↓)です。試乗しての感想は一般女子に近いと思ってください。

  • 毎日クルマに乗っていて、サーキット走行は2回したことがある(記録更新中)
  • スーパーに行くなど、街乗りとしてクルマを利用することが多い。高速道路は1ヵ月に1回乗るかどうか
  • 毎月自動車雑誌を読んでクルマについて勉強している
  • 試乗すれば、乗り味を一瞬で理解できるというほど手練れではない

 「XC40」の購入を検討されていて、隣に乗っている彼女 or 奥様がどう思うか気になるという方は参考にしてください。

 今回試乗した「XC40 B4 AWD INSCRIPTION」のスペックです。

VOLVO「XC40 B4 AWD INSCRIPTION」の主なスペック
サイズ 全長4425×全幅1875×全高1660mm
ホイールベース 2700mm
車重 1750kg
エンジン 2L 水冷直列4気筒ターボ
最高出力 197PS(145kW)/4800~5400rpm
最大トルク 300N・m(30.6kgf・m)/1500~4200rpm
価格(税込) 539万円

グレードによる100万円の差とは?

 XC40はグレードによって車両本体価格に100万円の程差があります。「グレードによって金額の差があるのは、その分何かを削っているのですか?」とVOLVO広報部に聞くと「安全なクルマ・VOLVOでは、安全装備は各グレードすべて同一ですが、それぞれのグレードによってキャラクターが違うからです。」とのこと。今回試乗したXC40 B4 AWD INSCRIPTIONはラグジュアリーな高級車、XC40 T4 Momentumはカジュアル向けというように、イメージに合う素材で内装を構築した結果、価格に開きができたそうです。価格ではなく、どのバージョンが自分のライフスタイルに一番合っているかを考えて選ぶ、というのにVOLVOらしさを感じました。

グレード限定の内装やカラーリングがあるのも◎。「アマゾンブルー」はXC40 T4 Momentumグレードでしか選択できないカラーです

外装は、力強さを感じる都会的な印象を受けました。ゴテゴテしていない、無駄のないスッキリとしたデザインです

 一番好きなポイントは、ボディーが偏光ラメのごとくキラキラして見えることです。私なりに分析してみたのですが……。ボディーにかなりえぐれたラインが入っていて、この中にさらにラインが入っています。

かなり湾曲しています。ラインの中を見ると、もう一本ラインが

 これによって、複雑に太陽の光を反射して偏光ラメのごとく輝いているのだと思います。ちなみに、太陽の光よりも街灯に照らされた時の方がスタイリッシュで、XC 40っぽかったです。あとは、二重にラインが入ることにより堀が深く精悍に見えます。

インパクト大のフロントグリルには、アイアンマークが

 私の中で、このマーク=VOLVOなのでグリルを見るたびに「おお、私は今VOLVOに乗っているんだ!」とテンションが上がりました。

 続きましては、内装です。過ごしやすさやデザインなどをチェックしていきますよ!

サンルーフのおかげで自然光に包まれ、車内とは思えないほどリラックスできます

サンルーフを空けると出てくる風除け。これがあるので、車内に風が入りにくくなり、髪が乱れまくることがありません

ちょうど良い固さの座り心地&柔らかくて肌に触れると気持ち良い本皮のシートは車のシートというより、ソファという表現がしっくりくる感じです

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