ポルシェだからできた
EVとスポーツの両立
4ドアなので、サイドはパナメーラに似ているが、全高はこちらのほうが低く、よりスポーティーだ
リアにはモーターと2速のトランスミッションが配置されている
フロントは今までのポロルシェにはない、シャープなデザイン。リアは横一文字のテールランプと、最近のポルシェのデザインを踏襲している
どちらのライトも、ややボディーに入り込むようなデザインが特徴
タイヤはGOODYEARのハイエンド「EAGLE F1 ASYMMETRIC 3」で、サイズはフロントが265/35ZR21、リアが305/30ZR21
運転支援機能のためのセンサーはナンバーの下
タイヤハウスからの空気を流すダクト
ミラーの■は、死角にクルマが来たときの警告ランプ
フロントのトランクはそんなに広くはないのでスーツケースなどは入れられないが、リュックやバッグ程度なら余裕で入りそう
リアのトランクはかなり実用性が高い。筆者の小型トランクとライター栗原氏の荷物(主にカメラ機材)がすべて入った
4人乗りなので、車内空間は広いし、シートは快適(マッサージ機能つき)
スピーカーはBOSE製。電気自動車なのでエンジン音がしないため、車内で高音質がじっくり堪能できる
なんと、USB端子はType-C! Type-CのLightningケーブルを持っていなかったため、今回Apple CarPlayなどがテストできなくて無念。モバイル担当なのに……
ディスプレーはメーター周りが湾曲した16.8型、ナビなどは10.9型がセンターと助手席側の2つ搭載される。すべてがこのディスプレーでデジタル制御できる
もうひとつ、センターコンソールの8.4型ディスプレーがあり、こちらはiPhoneのハプティックタッチのような触感がある
シートのマッサージ機能はスイッチ以外にも、ディスプレーからも設定可能。こちらのほうがわかりやすい。ちなみにマッサージ機能はオプションで約30万円
わかりづらいが、ディスプレーの下から生えているスティックがドライブレバー。ここでDに入れたりRに入れたりする。左側はパーキングスイッチ。これを押すだけで、サイドブレーキも自動的にかかる
クルマの状態はハンドルのスイッチでも変更できるが、ディスプレーから個別に設定もできる
スポーツクロノパッケージを象徴する、秒針がアナログの時計
助手席側にもディスプレーがあるので、横に座る人も退屈しないだろう。また、運転中に助手席側のディスプレーならカーナビを操作できるので、助手席の人に目的地変更などを頼むこともできる
サイズ |
全長4963×全幅1966×全高1381mm |
ホイールベース |
2380mm |
車重 |
1785kg(EU準拠) |
モーター |
永久磁石同期式電動モーター |
最高出力 |
680馬力 |
最大トルク |
850Nm |
最高速度 |
260km/hm |
0-100km/h加速 |
3.2秒 |
トランスミッション |
2速 |
価格(税込) |
2023万1000円 |