屋根を閉めた状態で斜め後ろから。エンジンは後輪より後ろにレイアウトされるので、ヒップラインが大きい
タイヤはグッドイヤーのEAGLE F1を履き、サイズはフロントが255/35ZR20、リアが315/30ZR21。ホイールはレーシングカーと同じセンターロック式
運転席と助手席はかなり快適。だがリアは大人が乗るのは厳しい……
身長185cmと巨漢の栗原氏が乗った図。前のシートを前にずらせば足下は余裕ができるが、屋根をクローズにすると頭がぶつかる
運転席。ハンドルの右下のスイッチは走行モード切替のほか、真ん中のボタンを押すと20秒間スロットルレスポンスがMAXになる。危険で魅惑なボタンだ
走行モード切替でまとめて車体の状況を変えられるが、ここに並ぶスイッチで個々に変更できる。一番左は車高、その隣がエキゾーストなど
真ん中のレバーを前後に倒して、バックやドライブなどを変更する。P(パーキング)はボタン。M(マニュアル)を推せばパドルシフトで任意にシフトチェンジ可能
肘掛けを開けると小物やスマホが置けるスペースが。アスキー的に注目したいのがSIMスロットが見える部分。すでにSIMが刺さっており、「PCM(ポルシェコミュニケーションマネージメント)」がLTEで通信していた。またUSB端子が2つ、SDカードスロットもある
スポーツクロノパッケージの象徴の時計。秒針がアナログ
助手席側だけ、エアコンの噴き出し口の下からドリンクホルダーが飛び出てくる
メーターは基本デジタルだが、タコメーターだけアナログというのがポルシェっぽい
中央のボタンは左が屋根オープン、左がクローズ。どちらも窓が閉まるまで押し続ける必要がある。約12秒で開閉し、50km/h以下なら走行中でも操作可能
10.9型タッチディスプレーはスマホのようにヌルヌル動く。助手席側にもあり、独立して操作ができる。このシステム「PCM」はオーディオやナビゲーション、コミュニケーション機能、および各種アシスタンスシステムをコントロールするための中心的役割を担うもの
このようにすべて指先ひとつで車両の状態をすぐに変更できる
USBでもBluetoothでもスマホを接続してオーディオを聞くことも可能。これはYouTube Musicを再生しているところ
エンジンが後ろなので、トランクは前。容量は多いとは言えないが、それなりに荷物を入れられる
屋根の機構もあってか、エンジンルームはまったく見えず……
ここにエンジンとタービンが収まっている。マフラーは2本出し。排気音はそんなに大きくないが野太い
LEDライトはこのように光る。ファーウェイの「HUAWEI Mate」シリーズのカメラ配置は、このライトをモチーフにしている
ナンバープレートの下にあるのがカメラと運転支援機能に使われるセンサー
ターボ車らしく、リアフェンダーには吸気ダクトがある
ミラーの死角にクルマがいると、オレンジのライト(ミラーの右にある3つの■)が光って警告してくれる
ロックを解除すると、ドアの取っ手が自動的にこのように飛び出て開けやすくしてくれる
夜はサイドステップのロゴが光って、足下の視認性を良くしてくれる
ナロー(左)と930型ターボ カブリオレ。今回の試乗会のために、ドイツのポルシェミュージアムから運んできたという
サイズ |
全長4353×全幅1900×全高1301mm |
ホイールベース |
2450mm |
車重 |
1785kg(EU準拠) |
エンジン |
3.7L水平対向6気筒ツインターボ |
最高出力 |
650馬力(478kW)/6750rpm |
最大トルク |
800Nm/2500~4000rpm |
最高速度 |
330km/hm |
0-100km/h加速 |
2.8秒 |
トランスミッション |
8速PDK |
価格(税込) |
3180万円 |