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ASCII×STORMコラボPCが爆誕、後日発売予定!

GeForce RTX 3080搭載PCをSTORMの工場で自作体験! アスキーのゲーム担当、配線の職人芸に圧倒される

2020年10月26日 10時00分更新

部族の通過儀礼がごとき、起動テストの緊張感……!

最終工程である動作確認の儀。いざ電源ボタンを押してみると……

 約4時間後(昼食休憩は除く)、やっとの思いでゲーミングPCを完成させた。1つ1つのパーツを決められた場所に装着し、完成品へと近づけていく面白さを堪能できた。完成品をまじまじと鑑賞するだけで心地よい達成感が得られるのもたまらなかった。

 だがプラモデルと違い、PCは作ったらそこで終わりというわけではない。PCは実際に電源を入れて、ゲームやウェブブラウジングなどに使うマシンだからだ。いくら組み上げたとしても、PCとして使用できなければ一大事だし、ユーザーからの信頼を失うケースもありうる。製品として出荷するには、「PCの動作確認」という最終工程をクリアしなければならない。

 完成したゲーミングPCを検証用ディスプレーに接続し、動作確認を実施。テレビ番組の取材で先住民族の伝統ある儀式に参加したような、なんともいえない緊張が走った。私は大人になれるのだろうか、一族を代表する戦士になれるだろうかと変な妄想をしながら、おそるおそる電源ボタンを押してみた。

ARGB照明がカラフルに発光するゲーミングPC。フロントのハーフガラスパネルに映えるARGB照明の発光は、見ているだけで癒される……

各パーツが放つ光に包まれたケース内部

 起動してから数秒後、検証用ディスプレーの真っ黒な画面にMSIのロゴが表示された。ケース内部に目をやると、4基のケースファンとCPUクーラー、GPUの側面クーラーがまばゆく発光しながら回転していた。なかでも、フロントのハーフガラスパネルに映えるケースファン3基の発光は、じっと見つめらてしまうほどの美しさを放っていた。ケース内部のライティングを深く楽しむうえで、ガラスパネルを採用したのは正解といえる。

完成したゲーミングPCと一緒に記念撮影

今回の構成を基にしたASCII×STORMコラボPCが発売予定

 STORMのビルダーと一緒に組み上げたゲーミングPCは、自作の醍醐味を再認識させるきっかけを与えてくれた。残念ながら持ち帰りはできなかったが、PCを組み立てる面白さを思う存分味わえただけでも十分だった。1人で自作に挑戦するときの糧として、次回の挑戦に活かせそうだ。PC自作の世界はかなり奥が深い。今回の自作体験における1番の発見はそこだった。

 ちなみに、今回組み立てたゲーミングPCの構成を基にしたBTOモデルとして、「アスキーコラボモデル(PG-AC)」の販売も行なわれる予定だ。パーツ構成は一部変更になる可能性があるが、今後、アスキーコラボモデルのレビュー記事も掲載予定なので、気になる人は次回の記事を楽しみにしてほしい。

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