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コナミアミューズメントの「ARESPEAR」初のゲーミングPC最速実機写真レポート!

2020年10月01日 11時00分更新

戦の神をイメージした力強さを感じるPCケース
カスタムできるライティングも派手で好印象

 本シリーズはいずれも、ギリシア神話に登場する「戦」を司る神である「ARES(アレス)」と、その代表的な武器である槍「SPEAR(スピア)」を組み合わせた「ARESPEAR(アレスピア)」という造語にちなんだ、西洋兜のような力強さを持つ、スタイリッシュな独自デザインのタワー型筐体を採用している。

「ARESPEAR C700+」と後述するスタンダードクラスの「ARESPEAR C300」は、ベース色こそ異なるがサイズや基本デザインは同じ。今までの一般的なゲーミングPCのデザインの常識を覆す、力強さを感じるデザインが目を引く

 また、今回販売されるデスクトップPCの3モデルすべてにおいて、ビーマニと呼ばれ愛され続けるKONAMIではおなじみの音楽ゲーム『beatmania』シリーズのPC版「beatmania IIDX INFINITAS」のプレイを想定して、ASUSの高音質サウンドカード「Xonar AE」を搭載している。

サウンドカードには192KHz/24bitハイレゾ音質7.1ch対応で、SN比110dBの高品質ESS DACを搭載する「Xonar AE」を採用

「ARESPEAR C700+」は、パッと見幅230×奥行き575.3×高さ501.5mmという大型筐体と、複数の円形の吸気口が備わっている特徴的なフロントデザインが目を引き、存在感のある筐体に仕上がっている。

 ハイクラスの2モデルは、筐体にシルバーカラーを採用。そのうえハイクラス+「ARESPEAR C700+」は、両側面のサイドパネル外周部に発光カラーなどをカスタマイズできるRGB LEDイルミネーションバーを実装し、左側面には透明なサイドパネルを採用。PC内部をライトアップするLEDテープ(LEDストリップ)も備えている。

ARESPEAR C700+の左サイドパネルはPC内部が見える透明のアクリルパネルを採用。よくある、サイドパネル全体が透明という訳ではなく、メカメカしいビデオカードやマザーボード、クーラーなどが見える部分が切り取られた、こだわったデザインになっている

ARESPEAR C700+の右サイドパネル。マットブラックのパネルに、ARESPEARのロゴを刻印し、逆側とは異なる落ち着いたデザイン

「ARESPEAR C700+」は、両サイドパネル外周に備えるLEDバーとPC内部をライトアップするLEDテープ(LEDストリップ)で、まるでアーケード筐体のようにド派手にPCを彩る

サイドパネルの外周を奇麗に彩る高輝度LEDバーは、もちろん右サイドパネルにも搭載している

LEDは専用ツール「ArespearLED」から設定でき、発光パターンは「ARESPEAR C700+」のページにある「LEDライトパターン設定エディター」で作成したファイルを読み込んで設定するようだ

「LEDライトパターン設定エディター」では、左右、内部を同期させるかどうか、各色の発行時間、色調など非常に細かく発光パターンを設定できる。プリセットも4種類用意されていた

 PCのライティングというと、PCケースのフロントがLEDで装飾できたり、ロゴがワンポイントで光ったりとさまざまだが、一般的なのはファンやビデオカード、マザーボードなどのPCパーツのLEDライティングをソフトウェアで制御して光らせ、さらに内部を明るくしたい場合、LEDテープをケース内部に張り巡らせるといったものだ。

「ARESPEAR C700+」は、そうしたいろんな光を組み合わせた演出と異なり、まるで1つのアーケード筐体のような力強いしっかりとした光の演出が、長年アーケード筐体を作り続けた同社ならではのように感じる。ケース全体も安価なケースのような頼りなさがなく、この見た目のインパクトと存在感は、所有感をかき立てる。

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