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IronWolfがSRS(シーゲイトのデータ復旧サービス)3年付きに

SynologyのNASとIronWolf HDDがバンドルした期間限定のお買い得モデルがオススメなワケ

2020年09月18日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII編集部
提供: 日本シーゲイト

SynologyのNAS にはIronWolfの4TB以上がピッタリなわけ

 NASにバンドルされるIronWolf HDDについても紹介しておこう。NASで利用するHDDを選ぶときは信頼性が重要だ。

 Seagateには、デスクトップPC向けの「BarraCuda」シリーズが用意されているが、24時間365日常に電源を入れて駆動しているNASで利用する場合は、「BarraCuda」シリーズだと耐久性が劣ってしまう。作業負荷率制限(1年間にどのくらいのデータを書き込めるか)の値を比較してみると、BarraCuda シリーズだと55TB/年、IronWolfシリーズだと180TB/年と3倍以上も違う。

 また、IronWolfシリーズには、4TBモデル以上にRVセンサーが搭載されていて、振動による読み書きの性能劣化を抑えられる。複数のドライブを装着するNASの場合、どうしても振動が発生する可能性がある。振動はHDDの読み書き時の敵なので、IronWolfシリーズなら、しっかり対策をしているのである。

 SynologyとSeagateは、開発段階から協力しており、IronWolfシリーズの4TBモデル以上だと、独自のヘルスマネージメント機能が利用できる。これにより、HDDの状態をより細かく監視できることで、万が一不具合が発生する前にHDDの交換を促してくれる。

NAS用に設計された「IronWolf」シリーズは2TBや3TBなど容量の小さいモデルもあるが、RVセンサーやヘルスマネージメント機能に対応する4TB以上を購入することをオススメする。

 さらに、9月よりこれまでIronWolf Proシリーズでサポートされていた「Rescueデータ・リカバリ・プラン」がIronWolfシリーズでも3年間利用できるようになった。

 価格は据え置きなうえ、データ損失が発生した場合は、専門の復旧チームによるリカバリー作業を無料で受けられる。家族の思い出の損失を免れるためにも、この手厚いサポートが備わっているIronWolfシリーズを選択しない手はない。

 ちなみに、Synologyは実際にさまざまなHDDを装着して検証し、製品互換リストとしてサイトに掲載されている。パフォーマンスを引き出し、相性もバッチリなHDDを選ぶことも重要で、そのリストに載っていないものは避けたほうが無難だ。

Synologyのサイトには、製品互換リストが掲載されている。HDDを選ぶ際はしっかり検証されているのか確認してほしい。

 写真や動画の保存先として、クラウドストレージサービスを利用すれば、と考える人もいることだろう。しかし、テラバイトクラスの大容量が必要で、毎月かかる費用もバカにならない。おそらく1、2年でNAS購入費をペイできてしまうはず。トータルで考えたらNASを導入して管理したほうが、安価ですむ上に自由度が高い。

 SynologyのNASは、大幅な値引きをされることが少ないため、IronWolf HDDがバンドルされて販売される今回は見逃せないチャンスだ。通常より数千円安く手に入るので、NASを導入したい人なら、迷わずポチったほうがいい。

 もしSynologyのNASを導入するにあたり、NASを単体で購入したり、HDDの容量アップを図ったりする際は、製品互換リストのチェックを忘れずに。ただ、そのリストを確認せずともIronWolf HDDの4TB以上を選んでおけば安心・安全であることは、今回お話したとおりだ。

期間限定セール「おうち時間応援キャンペーン」

 今回紹介した、DS220jおよびDS220+とSeagate IronWolf 4TB HDD 2台が同梱された商品を割引価格で購入できるキャンペーンを実施中。10月15日までで、DS220jは限定500台、DS220+は限定250台となっているので、お早めの購入をオススメする。対象販売店はAmazonやTSUKUMO、ドスパラなど。詳しくはキャンペーンサイトで。さらにサポートが充実したIronWolfシリーズの詳細についてはこちらのサイトをチェック!


(提供:日本シーゲイト)

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