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4年の計画を1年半で達成できた

なぜ、Zoomがほかのウェブ会議サービスと違うのか?

2020年09月03日 09時00分更新

Zoom専用機器「DTEN ME」の国内販売も計画

 快適な在宅勤務を実現するために、Zoomではもうひとつの提案を行う。それは、Zoom for Homeに対応した初の専用デバイスである「DTEN ME」を、10月から日本で販売することだ。

 DTENが、Zoomとの提携によって製品化したもので、いわばZoomを利用するための専用機器。27型タッチディスプレイを搭載したオールインワン型デバイスであり、高解像度ビデオのワイドアングルカメラを3台搭載し、160度の角度まで撮影ができるほか、会議や電話におけるクリアな音声を確保するためのマイクロフォンアレイを8個装備している。無料のZoom ユーザーアカウントでも利用でき、追加ライセンスも必要がない。まさに、在宅勤務に適したデバイスだ。

 価格は9万円(税別)であり、「個人が家庭で利用する際にも購入しやすい価格であり、企業が社員に支給するという点にも配慮した価格設定にしている」という。

 この半年で、一気に認知度を高め、ビジネスを拡大したZoom。2020年度下期は、ビジネスの幅を広げた展開が注目される。

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