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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「ハイパースケープ」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年09月02日 11時30分更新

Seagate製SSDである「BarraCuda SSD 120」2TBモデルを使用し、ゲームを変えて定期的に標準のHDDとの速度の違いをチェック!

 PlayStation 4(PS4)とPlayStation 4 Pro(PS4 Pro)の内蔵HDDは、自分で換装できることはよく知られている。標準で搭載されているストレージは2.5インチのHDDで、PS4は500GBと1TB、PS4 Proは1TBと2TBとなっているが、これをより速いストレージにすることで、ゲームロード時間を短縮するのが当たり前のようになってきている。

 換装用ストレージとして用いられるのがSSDである。HDDに比べて数段読み書きが速く、ロード時間の大幅な短縮が期待できる。ただ、HDDに比べて価格が高いため、大容量タイプを導入するのは躊躇されてきた。しかし、最近はゲームの肥大化が進んでおり、やはり1TB以上の容量を選びたいところ。

 新型コロナウイルス感染症のあおりを受けて、一時若干価格が上がっていたものの、最近は価格も安定してきていて、SSDの1TBモデルでも1万4000円を切る価格で手に入るようになってきた。最近はまた感染者数が増大してきており、まだまだ先は見通せないなか、自宅にいる時間も長くなってきたことで、これを機会に購入して換装作業してみてはいかがだろう。

 そこで、オススメしたいのが2019年11月に発売されたSeagateの「BarraCuda 120 SSD」だ。容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4モデルがあるが、1TBモデルで実売価格1万3000円前後(8月31日現在)。PS4/PS4 Proのストレージを換装するのにふさわしい製品と言えよう。

最新モデルの「BarraCuda 120 SSD」は250GBから2TBまで4モデルを用意

 SATA3 6Gbpsに対応し、PS4 Proではより性能を発揮。シーケンシャルリードは560MB/sでシーケンシャルライトは540MB/sとSATA接続としては最速の部類だ。合計書き込みバイト数(TBW)は1TBモデルで600TBと、従来モデルより大幅アップ。保証期間は5年と長く安心して使える仕様となっている。

 HDDより圧倒的に速いSSDによって、どこまでゲームのロード時間が短縮されるのか、今後PS4 Proを使ってさまざまなゲームで検証していく。HDDでもキャッシュが効くと意外と速いこともあり、ゲームによって違いが生まれるのかにも注目していきたい。

「BarraCuda 120 SSD」は2.5インチサイズで厚さは7mmのため、問題なくPS4/PS4 Proに換装できる

 PS4 ProとPS4の換装方法の詳細は、関連記事を参照して欲しい。

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