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エクサウィザーズが8月25日に提供開始

三密対策にも使える、小型のエッジAIカメラ「ミルキューブ」

2020年08月28日 08時00分更新

内部を見せてもらった。標準では超広角と広角の2枚構成だが、カメラのユニットを付け替えれば、さまざまなシーンに対応できる。ヒートシンクやファンも内蔵し、小型PCにも似ている

店舗や観光施設での三密対策にも使える

 なお現在、一般社団法人広島県観光連盟と関連施設で、ミルキューブを導入済み。「ひろしま観光ナビ」や、施設の公式サイトでは、ほぼリアルタイムの混雑状況を発信している。新型コロナウイルス感染症の対策に活用している事例だ。この使い方は、観光施設、小売店、交通機関などでも流用できるだろう。

活用シーンのイメージ

 また小売店では販売員の行動を可視化してマーケティング材料に、保育施設では園児の笑顔を自動で撮影、介護施設では事故や異常の検知に活用など、環境や、組み合わせるAIソリューション次第で、さまざまな使い方ができる。

 利用価格は、環境や用途によって異なるとしており、非公表。アイディア次第でどのような環境、用途にもマッチする製品だと思うので、興味のある読者は、ぜひ同社まで問い合わせてみては?

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