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LINEでつながっていた取引先との連絡をLINE WORKSに切り替える

2020年09月14日 13時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水
提供: ワークスモバイルジャパン

 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第39回は、LINEでつながっていた取引先との連絡をLINE WORKSに切り替える方法について解説する。

取引先に手間をかけさせず、LINEからLINE WORKSに切り替えるには?

 LINE WORKSはLINEアカウントとつなぐことができる。「第17回 会社のLINE WORKSを顧客のLINEとつなげて営業ツールとして使ってみる」で紹介しているので参照して欲しい。

 新常態による非対面コミュニケーションへの移行が求められる動きに従いLINE WORKSの導入企業もますます拡大している。それに伴い、「これまで取引先や顧客とプライベートのLINEで仕事の連絡を取り合っていたが、LINE WORKSが導入されたのでLINE WORKSアカウントでのやりとりに切り替えたい」というケースも増えているだろう。

 しかし、取引先などに「改めて、私のLINE WORKSアカウントを登録してください」と友だち登録し直してもらうのは気が引ける。デジタルに詳しくない相手だと、面倒に思われて「なんで?このままLINEでいいでしょ!」なんて言われてしまいかねない。

 そこで今回は、自分の操作で、やり取りしているトークルームのアカウントをLINEからLINE WORKSにスムーズに切り替える小ワザを紹介しよう。

①自分のLINEに、自分のLINE WORKSアカウントを友だち追加する
②元々使われていた取引先とのLINEのトークルームに、自分のLINE WORKSアカウントを招待する
③自分のLINEアカウントは退出する

基本のフローは以上だ。

 まずは、「自分のLINEアカウント」に、「自分のLINE WORKSアカウント」を友だち登録しよう。

まずはLINE WORKSのマイプロフィールから、招待用リンクをコピーして、safariなどのブラウザの検索窓に貼りつける。

上記のような画面になるので「LINEを開く」をタップ。自分のLINE WORKSアカウントがLINE上で友だち追加される

 続いて、そのままLINEの画面上で、LINE WORKSアカウントのやりとりに切り替えたい相手とのトークルームを開く。右上にあるメニューから「招待」をタップして、先ほどアドレス帳に追加した自分のLINE WORKSアカウントを追加する。

 これでトークルームに自分のLINE WORKSアカウントを招待できた。この時点で、「相手、自分のLINE、自分のLINE WORKS」というトークルームになっている。切り替える旨を相手に伝え、適宜、元のLINEアカウントは退室してしまおう。

LINE WORKSアカウントでつながり直したいトークルームを開く

右上のメニューから「招待」をタップし、友だち追加した自分のLINE WORKSアカウントを招待する

LINE同士でやりとりしていたトークルームに、自分のLINE WORKSのアカウントが参加できた。元のLINEアカウントは退出してしまってよいだろう。(なお、LINEの仕様により、元が1:1の場合は3人目を招待するとトークルームが新設される)

LINE WORKSでやりとりできるようになった

 以上が相手に再登録の負担をかけずに、LINEからLINE WORKSアカウントへ切り替える方法となる。仕事の連絡はどんどんLINE WORKSに集約させれば、ビジネスとプライベートの通知がしっかり分かれて快適だ。

 次回はLINE WORKSの最新メジャーアップであるv2.9で便利になったポイントについて掘り下げてみたいと思う。

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