週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ミドルの価格でぶっちぎりの快適さ! ドコモ「LG style3」は高コスパが光る1台

2020年08月01日 12時00分更新

カメラはスタンダードな性能
しかしポートレート撮影の質は……

 LG style3のメインカメラは、標準(約4820万画素、F値1.8)+広角(約500万画素、F値2.2)の2眼構成。使用期間はずっと曇天が続いたため、色鮮やかな写真はあまり撮れませんでしたが、撮影の感触としては、実際の色味をそのまま表現できているように思います。ほとんどのシーンは通常撮影できれいに撮れるでしょう。

 ちなみに、シーンに最適なモードで撮影できる「AIカメラ」機能を搭載しますが、こちらはやや色味が強くなる程度の補整なので、通常の「写真」モードで満足できるでしょう。

標準で撮影

最大の8倍ズーム

広角で撮影

 画面内のアイコンをタップするだけで広角撮影に切り替わります。実用的には申し分ないクオリティーですが、通常時と比べるとわずかに精細さに欠けるように見えます。また、四隅に近づくにつれて歪みが強く出てしまっています。

 食事も通常モードで撮影しましたが、美味しそうに撮れました。植物も風景と同じようにやはりシンプルな仕上がりになります。

美味しそうに撮れた

自然な色合いに

 「ポートレート」モードは背景のぼかしをスライダーで調節できます。ただし、被写体と背景の識別はかなり不安定。被写体の一部にボケがかかってしまったり、背景の奥のほうがボケていなかったりと撮影に手こずりました。被写体からと一定の距離を空ける必要があるため、小さい物を撮りづらいのも難点です。

顔の右側にまでボケがかかってしまっている

「ポートレートを使用することができます」と表示されるまで離れる必要がある

 また、夜景撮影モードも搭載しています。色の鮮やかさが物足りない印象ですが、明るさが少ない場所でもしっかり撮影できました。

 インカメラは、約810万画素でF値1.9。メインと同様にポートレート撮影ができますが、メインよりも自然なボケがかかります。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事