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ヌビアの日本参入第1弾「RedMagic 5」は充実のゲーミング機能が魅力

2020年07月31日 12時00分更新

こだわりのゲームプレイが可能になる「Game Space」

 そのこだわりのゲームプレイを実現するのが「Game Space」というモード。左側面上部にある赤いスイッチを入れるとこのモードが立ち上がり、ここからゲームを起動することで、通常のホーム画面にはないさまざまな機能が利用できるようになる。

本体左側面上部にある赤いスイッチを入れると「Game Space」が起動する

Game Spaceは、いわばゲーム専用のホーム画面。ここにゲームを登録して起動することで、ゲームに関するさまざまな機能の利用が可能になる

 実際Game Spaceからゲームを起動すると、ナビゲーションバーの代わりに専用のメニューが現れるようになる。ここからプレイの邪魔になる通話着信や通知をオフにしたり、冷却ファンやディスプレーのリフレッシュレートなどの制御ができるたりするのだが、他にもゲームプレイに関するさまざまな機能が用意されている。

Game Spaceではナビゲーションバーの代わりに専用のメニューを用いる。ここから通知やファンの制御などゲーム関連の設定が簡単に呼び出せる

 その1つは「Game Enhancement」で、これを使えばCPU・GPUのクロック数をアップしてパフォーマンスを向上させられるほか、カーゲームやFPS・TPS、MOBAなどゲームの種類に合わせたディスプレーのカラー設定も変更できる。

「Game Enhancement」の「Performance」ではCPU・GPUのクロック数を上げてゲーム中のパフォーマンスを上げることができる

「Show」ではゲームのジャンルに応じた表示の調整が可能。「Shoot」を選ぶと暗い場所にいる敵を見つけやすくするため、コントラストと輝度を上げるようだ

 もう1つ、特徴的な機能が「ショルダートリガーボタン」である。これはゲームコントローラーの「L」「R」ボタンに相当する機能を実現するもので、本体を横にして持った際、上部に配置される2つのセンサーに触れることで、画面の特定の箇所をタップしたのと同じ操作を実現できるようになる。

本体を横にした状態で、上部側面に配置される2つのセンサーが「ショルダートリガーボタン」。ここに触れることでディスプレーの特定の場所をタップしたのと同じ操作が可能になる

 設定方法は非常に簡単で、Game Spaceのメニューから「Shoulder Trigger」を選んでオンの状態にした後、「L」「R」のボタンを画面上の好きな場所に配置するだけでよい。ゲーム中、よく使うボタンに割り当てればプレイを快適にできる。

設定は「L」「R」を画面上の好きな位置にドラッグして配置するだけと、非常に簡単だ

「Call of Duty Mobile」でショルダートリガーを試してみたところ。スマートフォンの持ち方などである程度慣れが必要だと感じたが、上手く活用すれば同時に複数の操作ができるので非常に便利だ

 他にも、特定の操作を何度も繰り返しできる「Macro」や、画面中央に独自の照準を表示する、FPSなどの的合わせに便利な「Aiming assist」など、ゲームプレイを便利にする多彩な機能の利用が可能だ。ただしスマートフォンのオンライン対戦ゲームの場合、こうした機能を使うことがハードウェアチートとしてみなされてしまう可能性もあるため、利用の際には注意が必要なことも覚えておきたい。

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