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2万円台で性能良し! シャオミ「Redmi Note 9S」は格安スマホの新定番は確実!

2020年07月17日 10時00分更新

 シャオミのSIMフリースマホ「Xiaomi Redmi Note 9S」を使ってみました。4GB+64GBモデルが2万4800円(税込)、6GB+64GBモデルでも2万9800円(税込)と、気軽に買えちゃう価格ですが、6.67型のフルHD+ディスプレーを搭載し、カメラは4眼(インカメラを含めると5眼)という充実したスペックを備えたモデルです。

 発表会はオンラインで行なわれたため、これまで実機に触れる機会がなかったのですが、ようやくシャオミから借りることができました。Xiaomi Redmi Note 9Sは本当にお買い得なモデルなのか? それとも安いなりの面はあるのか? 1週間ほど使ってみた率直な感想を述べたいと思います。

デザインは◎
トリプルスロット搭載も魅力

 Xiaomi Redmi Note 9Sは6.67型の大画面ディスプレーを搭載。ベゼルは細めで、パンチホール型のインカメラを備え、91%の画面占有率を実現しています。低価格のスマホは、パンチホールやノッチを採用していても、ベゼルが太くて、やぼったい印象を受けることもありますが、Xiaomi Redmi Note 9Sは、パッと見はハイエンドモデルと比べても見劣りはしません。

6.67型の大画面ディスプレーに、パンチホール型のインカメラを搭載

ディスプレーは液晶で、解像度は2400×1080ドット。鮮明に表示できるが、輝度は有機ELに劣るように感じた

 ボデイー幅は76.68mmで、画面の大きさを考えると、妥当なサイズといえるでしょう。片手でも電話の発着信はできますが、文字を入力しようとすると端末を落としそうになったり……という微妙な大きさです。しかし、画面表示を片手操作モードに切り替えることもできます。

画面を縮小表示にする片手操作モードは、表示サイズを3つから選べる

 右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載し、電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。なお、インカメラでの顔認証も利用できます。

電源ボタンに指紋センサーが搭載されている

 左側面のSIMカードスロットには2枚のnanoSIMに加えて、microSD(最大512GB)も装着可能。DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)を利用しつつ、ストレージを拡張できるわけです。これはXiaomi Redmi Note 9Sならではのアドバンテージといえるでしょう。

2枚のnanoSIMと1枚のmicroSDを装着できるトリプルスロットを搭載

底部にはUSB Type-Cポートとイヤホンジャックを搭載

 カラバリは3色から選べますが、筆者は「オーロラブルー」を借りました。背面パネルは曲面ガラスを用いた光沢の強い仕上がりで、磨かれたメタル素材のようにも見えます。カメラは中央上部に配置し、シンメトリーのデザインになっています。見栄えがよいことに加えて、撮影する際に指がレンズにかかりにくいことも利点でしょう。

背面パネルは左右対称のデザイン。2万円台とは思えない仕上がりだ

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