シャオミ「Mi Note 10 Lite」はミドルよりワンランク上のデザイン&性能がバランス良し
1億800万画素のカメラを搭載した「Xiaomi Mi Note 10」を引っ提げて日本市場に参入したシャオミ。そのシャオミが新たに投入した「Xiaomi Mi Note 10 Lite」は、名前の通りXiaomi Mi Note 10の廉価版となるモデルだが、デザイン性や高いカメラ性能といった同機種の特徴を継承しながらも、税込4万円を切る低価格を実現したコストパフォーマンスの高いスマートフォンに仕上がっている。その中身を具体的にチェックしてみよう。
カーブドディスプレーとガラスの高級感が光る
まずは外観だが、サイズは約74.2×157.8×9.67mm、重さ204gと、重量が4g軽いことを除けばXiaomi Mi Note 10と同じ。ディスプレーサイズが6.47型と大画面であることを考えると、最近のスマートフォンとしては一般的なサイズ感といえるが、やや厚さと重さがある。
とはいえ、手にして見ると厚さと重さをあまり感じさせない印象だ。有機ELディスプレーを採用し、側面がカーブしたデザインの採用で厚さを感じさせないこと、そして前面・背面ともにガラス素材を採用したことによる高級感のある本体デザインで、手触りと重量感がマッチしていることが、その理由となっている。
また指紋センサーがディスプレー内蔵型となっており、指紋センサーが外側に存在しないことも、デザイン性の高さに大きく貢献しているといえよう。これらの要素はXiaomi Mi Note 10と共通したものではあるのだが、それを4万円未満で実現しているのがXiaomi Mi Note 10 Liteの大きなポイントだ。
ただ1つ気になったのが、カメラ撮影時など本体を横にして持った時、ディスプレー側面に触れた指を誤検出してしまいやすいこと。設定の「エッジでの偶発的なタッチを無視」でタッチを検出しない範囲を変更できることから、気になる時は設定を変えてみた方がいいだろう。
一方で背面を見ると、後述するカメラが横に4つ並んだシンプルなデザインであり、カメラ部分の出っ張りは非常に小さくフラットに近いのは好感が持てる。カラーはミッドナイトブラック、グレイシャーホワイト、ネビュラパープルの3色で、今回使用しているのはグレイシャーホワイトなのだが、純粋な白という訳ではなく、光の当たり具合によって色が変化する加工が施されている。
ちなみにインターフェースを見ると、3.5mmのイヤホン端子が備わっていることから有線イヤホンも利用しやすい。こちらもXiaomi Mi Note 10と共通した仕様ではあるのだが、有線にこだわる人にはうれしいポイントとなるだろう。
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