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シャオミ「Mi Note 10 Lite」はミドルよりワンランク上のデザイン&性能がバランス良し

2020年07月16日 12時00分更新

ミドルクラスの中では高い性能を実現

 性能面をチェックすると、チップセットはクアルコムのミドルハイ向けとなる「Snapdragon 730G」を採用し、メモリーは6GB、内蔵ストレージは64GBか128GB。Xiaomi Mi Note 10と同じ性能であり、microSDスロットがない点も同様だ。

 性能を測るためゲームをいくつかプレイしてみたのだが、さすがにハイエンドモデルと同等とはいかないものの、ミドルクラスとして見ればかなり良好な性能を発揮するようだ。実際「PUBG Mobile」では初期設定が「HD」となっており、「Snapdragon 6xx」系のチップセットを搭載したスマートフォンではその下の「標準」しか選べなかったことを考えると、より高い性能を持つことがわかる。

「PUBG Mobile」の画質設定は「HD」まで可能。「標準」までであることが多い低価格モデルの中では高いレベルといえる

 さらに「Call of Duty Mobile」を最高画質でプレイしてみたのだが、稀にフレーム落ちすることはあったものの、プレイはおおむね快適にできた。Snapdragon 730Gは「Snapdragon 730」のゲーム機能を強化したチップセットとなるだけに、その力が発揮されているといえそうだ。

「Call of Duty Mobile」をプレイ。稀にフレーム落ちが発生するものの、最高画質でも十分快適にプレイできる印象だ

 またバッテリーも5260mAhと、こちらもXiaomi Mi Note 10と同じスペック。現在販売されているスマートフォンの中では最高クラスの容量であり、1日持ち歩いて使用しても電池持ちを心配する必要はない。

 通信も一般的なSIMフリースマートフォンと同様デュアルSIM、VoLTE対応。Wi-Fiも2.4GHzと5GHzの両対応なので、5Gにこだわらなければ十分満足感を得られる内容といえるだろう。

SIMスロットは2つで通信は4Gまでの対応。microSDスロットがない点には注意が必要だ

【まとめ】安くてカメラ以外はXiaomi Mi Note 10とほぼ同じ

 改めて振り返ると、Xiaomi Mi Note 10 Liteは、カメラ性能を除けばほぼXiaomi Mi Note 10と同等の性能を持っていることが分かる。それでいて税込4万円を切ることから、1億画素超のカメラにこだわりを持つのでなければオトク感はかなり高い。

 特に適していると感じるのがコンテンツ、特にゲームプレイにある程度こだわりを持つ人だ。国内で販売されているミドルクラスのスマートフォンの中では頭1つ高い性能を持つだけに、高いハイエンドモデルは買えないけれどゲームを快適にプレイしたいという人には最適なモデルだ。

シャオミ「Xiaomi Mi Note 10 Lite」の主なスペック
ディスプレー 約6.47型有機EL
画面解像度 1080×2340ドット
サイズ 約74.2×157.8×9.67mm
重量 約204g
CPU Snapdragon 730G
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 64/128GB
外部ストレージ -
OS Android 10(MIUI 11)
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26
/28/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
カメラ アウト:約6400万画素
+約800万画素
+約500万画素
+約200万画素
/イン:約1600万画素
バッテリー容量 5260mAh
生体認証 ○(指紋、顔)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
カラバリ グレイシャーホワイト、ネビュラパープル

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