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5Gとその先での日本の挑戦、NTTとNECの提携を読み解く

2020年07月09日 09時00分更新

メーカーとオペレーターが組む、世界でもまれな取り組み

 

 NTTは、世界有数の研究開発部門を持ち、先進的技術の導入を積極的に推進する世界屈指のオペレータだ。フォトニクス技術やDSPでは業界トップクラスの開発力を持つ。また、NECは、世界的に高度な通信技術やAI、セキュリティなどのデジタル技術を持ち、2011年には、オープン化のベースとなるネットワーク仮想化技術を、世界で初めて商用化。また、日本をはじめとする世界160カ国以上の通信インフラの高度化に貢献してきた経緯がある。

 NTTの澤田社長は、「オープン環境において、オペレータとメーカーが組む、世界にはないモデルであり、両社の技術力を結集し、世界で通用する日本発の付加価値の高い技術、製品を開発していく」とし、「これは、新メイド・イン・ジャパンといえる取り組みになる。今後は、6Gに向けても重きを置いていく。オープンアーキテクチャーとオープンアライアンスによるオープン化を牽引し、日本の産業力強化につなげたい」と意気込む。

 NECの新野社長も、「日本の代表的通信関連企業である2社が、オペレータとメーカーという垣根を超えて、対等なパートナーとして提携することで、オープン化を牽引し、通信の産業構造の革新を起こし、両社の総力を結集。革新的な技術、製品を創出し、グローバルに展開する」とコメントする。

 両社による新たな挑戦は、6G時代までを視野に入れた長期戦になる。

 新メイド・イン・ジャパンと呼ぶ、オペレータとメーカーのオープンな連携によって生み出す日本発の付加価値技術や製品が、新たな通信時代において、世界で存在感を発揮できるかに注目が集まる。

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