週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

名作「Diablo」を彷彿とさせるハック&スラッシュ「Minecraft Dungeons」がおもしろい

2020年06月23日 13時00分更新

本作の肝はダンジョン周回にアリ!

「Minecraft Dungeons」のストーリーは、9ステージのミッションをクリアーすると終わる。装備さえしっかりしておけば、序盤は10~15分、終盤でも30分程度でクリアーできる。なので9ステージを攻略するまで、それほど時間は必要としない。物語を楽しむ観点で見ると、物足りないと感じるプレイヤーもいるかもしれない。

 しかし、本作の真の冒険はここからなのだ。本作のジャンルは「アクションRPG」と謳っているが、実は「ハック&スラッシュ」。より優れたアイテムを探すために、何度も何度もミッションに挑むのが正しい遊び方ではないだろうか……と筆者は思う。

 一度すべてのミッションをクリアーすると、難易度を「デフォルト」から「アドベンチャー」に変更可能。難易度を上げれば当然モンスターが強くなるし、いやらしい攻撃を仕掛けてくるが、それだけ強力なアイテムを入手できる確率が上がる。筆者はまだアドベンチャーを始めたばかりだが、この難易度を攻略すれば、さらに上の「アポカリプス」に挑めるようになるらしい。

 難易度を「デフォルト」から「アドベンチャー」に変更してみると、ドロップするアイテムの性能が格段に上がった。ときにはデフォルトのときは見なかった武器をゲットすることも。アドベンチャーで「ユニーク」等級のアイテムを入手したときは、徹夜明けの早朝でもテンションが上がる。

 ゲットしたアイテムを見ながら「攻撃力はいいけどエンチャントがいまいちだなぁ」とか、「スペックはいいんだけど、見た目がかっこ悪いぞ……」などと吟味していると、かつて寝る間を惜しんで「Diablo」をプレイしていたときのことを思い出す。

「Minecraft Dungeons」は雰囲気こそ「マイクラ」だが、内容は「Diablo」そっくり。最大4人のマルチプレイにも対応しているので、かつて「Diablo」にハマっていたプレイヤーなら楽しめるはずだ。みんなでワイワイ遊ぶゲームを探している人におススメです!

 なお、「Minecraft Dungeons」はPCだけでなく、Nintendo SwitchとPlayStation 4、Xbox Oneで販売中。価格は通常版(スタンダードエディション)が2640円、プレイヤースキンやペットが同梱されたヒーローエディションが3960円。また、マイクロソフトのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」でもプレイ可能だ。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事