週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「アンチャーテッド 古代神の秘宝」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年06月10日 10時00分更新

「アンチャーテッド 古代神の秘宝」で大幅ロード時間短縮

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、6月16日まで985円の55%オフ(通常は2189円)で発売されているSIEの「アンチャーテッド 古代神の秘宝」だ。2017年9月に発売されたアンチャーテッドシリーズのスピンオフ作品で、主人公は「黄金刀と消えた船団」から登場する女性トレジャー・ハンターのクロエ・フレイザー。古代インド神「ガネーシャ」にまつわる秘宝をめぐる物語が描かれている。

 また「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」のオンラインマルチプレイも楽しめ、1本で2度おいしいパッケージ。2年半前の作品ながら映像は美しく最近の作品に引けを取らない。まだプレイしたことがない人なら、この機会にプレイしてみてもいいだろう。

「アンチャーテッド 古代神の秘宝」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.09で、容量は46.14GB。最近の作品の肥大化によってこの程度の容量だと驚かなくなってきた。検証したのは起動してからメニュー画面が表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、ストーリーモードの続きを選択してプレイ開始できるまでの「ゲームロード時間」2つだ。PS4のシステムは7.51で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約9秒、ゲームロード時間は約23秒も短縮した。特にゲームロード時間の差が顕著で、場面転換するたびにロード時間が発生することを考えると、かなり快適に感じるはず。こういったアクションRPG系は、ロード時間をあまり気にせずプレイしたいところ。今回の大幅短縮は換装を後押しするものと言えよう。

 今回のような大幅短縮するゲームを体験すると、すぐにでも大容量SSDへ換装すべきだろう。「BarraCuda 120 SSD」は500GBモデルが7000円前後で手に入るが、1TBの容量が1万3000円前後で手に入るので、1TBモデルを強くオススメしたい。

 今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事