リフレッシュレートは120Hzに変更可能
OSはAndroid 10。CPUはSnapdragon 865（2.8GHz＋1.7GHz オクタコア）で、メモリーが12GB、内蔵ストレージが128GBという構成。現行機種の中ではトップクラスと言って差し支えないでしょう。「Geekbench 5」というベンチマークアプリでも高スコアを記録しました。
「Geekbench 5」で、Galaxy S20 5Gのベンチマークを測定した結果
同じくGalaxy S10のベンチマークの測定結果。パフォーマンスが向上していることは、スコアからも一目瞭然
Galaxy S10と同じく、ディスプレー内の指紋センサーを搭載していますが、認証精度が向上したためか、よりスピーディーにアンロックできるようになっていました。マスクを着けることが多く、顔認証がしにくい時世なので、指紋認証が速くなったことは、シンプルにうれしいですね。
指紋認証は、登録にはものすごく時間がかかったが、アンロックはスピーディーで快適だった
ディスプレーのリフレッシュレートは、デフォルトは60Hzですが、120Hzに変更できます。120Hzにすると、ウェブページをスクロールしたときの滑らかさが格段に変わりました。バッテリーの消耗が早くなるでしょうが、ゲームを楽しむ際にも120Hz駆動は有効だと思います。
初期設定のリフレッシュレートは60Hzだが、120Hzに変更可能
4000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池持ちも良好。筆者が使っているGalaxy S10のバッテリーは3300mAhでヘビーに使うと1日持たないこともありましたが、その不満は解消されそうです。
【まとめ】5Gナシでも十分高性能で魅力的
Galaxy S20 5Gは、性能とサイズ感とバランスが高く評価されたGalaxy S10のほとんどの機能を受け継ぎ、電池持ちや指紋センサーの反応など、細かい部分をしっかりブラッシュアップさせた印象。たとえ、5Gがつながらない場所で使ったとしても満足度は高いでしょう。
| au「Galaxy S20 SCG01」の主なスペック | |
|---|---|
| メーカー | サムスン電子 |
| ディスプレー | 6.2型有機EL |
| 画面解像度 | 1440×3200ドット |
| サイズ | 約69×152×7.9mm |
| 重量 | 約163g |
| CPU | Snapdragon 865 |
| 内蔵メモリー | 12GB |
| 内蔵ストレージ | 128GB |
| 外部ストレージ | microSDXC（最大1TB） |
| OS | Android 10 |
| 5G最大通信速度 | 下り3.4Gbps／上り183Mbps |
| 5G対応周波数 | サブ6 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6 |
| カメラ | アウト：約1200万画素（広角/F1.8） ＋約1200万画素（超広角/F2.2） ＋約6400万画素（望遠/F2.0） ／イン：約1000万画素（F2.2） |
| バッテリー容量 | 4000mAh |
| FeliCa／NFC | ○／○ |
| ワンセグ／フルセグ | ×／× |
| 防水／防塵 | ○／○（IPX8／IP6X） |
| 生体認証 | ○（指紋、顔） |
| USB端子 | Type-C |
| 連続通話時間 | 1680分 |
| 連続待受時間 | 410時間 |
| カラバリ | コスミック グレー、クラウド ホワイト、クラウド ブルー |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
