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トリプルカメラで2万円台、驚異的なコスパのSIMフリースマホ「moto g8」

2020年05月05日 12時00分更新

 モトローラ・モビリティの「moto g8」は2万5800円(税込)という低価格ながら、6.4型の大画面ディスプレーとトリプルカメラ、フロントカメラ部分をくり抜いたパンチホール構造を採用するなど、流行を積極的に取り入れたスマートフォンとなっている。発売前の実機を使ってその実力を確認した。

「moto g8 plus」とは
やや異なるデザイン

 moto g8のボディーは、約75.8×161.3×9.0mm、重さ約188.3gと、やや厚さはあるものの6.4型クラスのモデルでは一般的なサイズ感といえる。実際に手にして見ると、ディスプレーがフラットなので正面の側面部分がやや角張っている印象を受けるが、背面側は側面がカーブしていることからそれほど持ちづらさを感じることはない。

「moto g8」の正面。低価格モデルながら6.4型の大画面ディスプレーを搭載している

側面から見たところ。厚さは9.0mmと、最近のモデルとしてはやや厚みがある

 また前面のデザインで特徴的なのは、フロントカメラ部分がノッチではなく、カメラ部分だけを切り抜いたパンチホール構造を採用していること。先行して投入されている上位モデルの「moto g8 plus」のディスプレーがノッチであることを考えると、下位モデルの方が新しいデザインを採用しているというのは不思議な印象もあるが、ユーザーにとってはうれしい変更といえる。

フロントカメラ部分は「moto g8 plus」のノッチではなく、パンチホール構造を採用。後発だけにデザイン面はやや進化している印象だ

 またディスプレーサイズを比べてみても、moto g8 plusが6.3型であることからmoto g8の方がやや大きいことが分かる。しかしながら解像度はHD+(1560×720ドット)とmoto g8 plus(FHD+、2280×1080ドット)より低く、IPS液晶でもないことから、こうした点で低コスト化を進めている様子が見えてくる。

 一方、背面デザインはmoto g8 plusを踏襲し、左側にカメラが縦に並ぶデザインを採用しているものの、ライトの搭載位置がやや変化している。また、モトローラロゴが指紋センサーを兼ねているという点は、ここ最近のmoto gシリーズに共通している部分であり、低価格ながら生体認証が利用できるのはメリットだろう。

背面はカメラが左側に縦に並ぶ、moto g8 plusのデザインを踏襲。モトローラロゴ部分が指紋センサーになる

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