五反田「ECHEGARAY(エチェガライ)」
スパニッシュレストランのテイクアウトに注目! パエリアにシェリー酒入り!?
スパニッシュレストランの人気弁当、日替わりパエリア!
新型コロナウィルス関連の自粛により、大ダメージを受けている飲食店や食材の生産者を応援しようという本連載、第4回目も五反田のスパニッシュレストラン「ECHEGARAY(エチェガライ)」。
五反田から目黒川を越えて数分の距離にあるECHEGARAYは、筆者の中ではシェリーバーという位置づけ。7年前にオープンしてから、シェリーを飲みたいときに通っている。
シェリーとは、スペインのアンダルシア地方にあるへレスという地域で作られる酒精強化ワイン。ワインの一種ではあるものの、辛口から甘口まで幅広いバリエーションがあり、アルコール度数は15〜22度と高く、日本ではワインとは別のお酒として、シェリー酒と呼ばれることもある。
オーナーの大森栄治さんは以前は中目黒のシェリー酒専門店「ベネンシア」で経験を積んでおり、プライベートでもスペインに通っているほどのシェリー通。筆者は「ベネンシア」で飲むまで苦手だったのだが、おいしいシェリーに出会って世界が変わった。もちろん、ECHEGARAYのシェリーも最高だ。
ECHEGARAYも新型コロナウィルスの影響をもろに受けて、特に夜の客足は激減。都の自粛要請を受けて、時短営業に移行したので、ランチとテイクアウトをスタートした。メニューは夜出していたものに加え、カレーも追加。日替わりのパエリアも用意した。
「一番人気は日替わりのパエリアです。出汁をいちから取って、シェリーも入れています。スペインに行って、こういうの使うんだ、というのを参考にしました」(大森さん)
せっかく営業中に伺ったので、取材が一段落したタイミングで、1杯シェリーをいただくことに。さっぱりしたフィノの「LA JANDA」。700円というお手頃価格だが、すっきりとした味わいで美味しく、昼間にぴったりだ。
テイクアウトのランチ弁当は1000円。パエリアだけでなく、ハムやキャロットラペなどのおかずもいっぱい。
ブロッコリーのマリネや焼きたてトルティージャは、夜のメニューで出しているものと同じで、絶品。もちろん、パエリアもしっかりした食べ応え。全体的にボリューミーで、1000円でこの満足感はコスパがいい。
ただ、筆者が必ず頼む、焼きアーモンドは入っていなかった。残念。飲みに来たときに、また食べよう。
ごちそうさまでした。皆さんも、ぜひコロナで困っている飲食店をテイクアウトやデリバリー、通販で支援お願いします。
ECHEGARAY
住所:東京都品川区西五反田1-32-4 田中ビル2階
電話:03-3492-2778
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