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大学生の間でもZoom飲み会流行中

同期とZoomで初対面する今年の大学1年生

2020年04月21日 09時00分更新

大学生にも流行しつつあるZoom飲み会

 新型コロナウイルス感染拡大で、47すべての都道府県に緊急事態宣言が発令された。全国的に外出自粛と休校措置が継続中。それに伴って、Zoomなどを使ったオンライン飲み会が話題となっている。大学生の間でも流行中のZoom飲み会について解説したい。

 「3月はインスタに遊びの誘いがたくさん来ていた。でも最近は、『ちょっとやばそうだからZoom飲み会にしよう』となってきた」と、ある大学生は言う。「お金がなくて断ったりしていたけど、自宅だからお金がかからないのがいい」。

 いくつかのZoom飲み会に参加したというその大学生は、「お酒が飲めなくても参加しやすいのもいい」という。「背景を変えてウケを狙ったりする。全員でディズニーコスプレしてキャプチャ撮ったりして遊んでいる」。

 オンラインで人狼ゲームをしたとか、オンラインだがみんなバラバラで違うゲームをしたという話も聞いた。「最後は寝ちゃった子もいた。すごく楽しかったけれど、終わるとめちゃくちゃ寂しい」。

顔もわからない同期とZoomで初対面する例も

顔もわからない同期の新入生とZoomで初対面

 オンラインでのやり取りが流行している背景には、卒業式中止や入学式中止、GWまで続くオンライン授業などがある。

 「せっかく合格して入学したのに、同期とは会えない。このまま9月まで誰とも会えないのは不安だから、Twitterで同じ大学の同級生を探して、LINEグループに入った。顔もわからなかったけど、Zoomで話したらかなり安心した」。大学垢を作り、ハッシュタグ「#春から◯◯大」をつけて投稿してつながったという。

 多くの大学がオンライン授業となり、同級生同士や同じ授業を取る同士でも顔を合わせる機会もない。顔を合わせられれば相談したり、親しくなることもできるが、そもそもどんな人がいるのかもわからない状態なのだ。しばらくオンライン授業となったため、一度実家に帰った大学生もいる。

 「不安はいっぱいある。でも仲間とZoomとか使って話したり、顔が見られたら、色々と安心した。仲良くなった友だちもいるし、大学が始まるのが楽しみ」。

 話せることで悩みが解決できたり、相談できることもたくさんある。心配や不安も多い新生活スタートだが、オンラインコミュニケーションツールをうまく活用して乗り切っていきたい。

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著者紹介:高橋暁子
 ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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