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インディーズゲーム制作スタジオを支援する取り組みも発表

PlayStation、自主隔離に向けてゲームを無料公開する「Play At Home」イニシアチブ

2020年04月15日 15時00分更新

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は4月15日、同社PlayStationブログにてSIE社長兼CEO ジム・ライアン氏が「Play At Home」イニシアチブを発表した。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止に向けて世界中の多くの人々が自宅待機(ステイホーム)していること受け、家庭用ゲームプラットフォームを中心としたエンタテインメント体験を提供する企業としての対応という。

 Play At Homeの取り組みのひとつは、PlayStationのコミュニティーの人々が自宅にてゲームを楽しめるように2本のゲームを期間限定で無料配信する。ゲームタイトルはPlayStation 4用ソフト「アンチャーテッド コレクション PlayStation Hits」と「風ノ旅ビト」で、4月16日17時から5月6日5時の期間限定で無料配信し、ダウンロードしたゲームタイトルは期間後も楽しむことができる。

 また、小規模なインディースタジオを支援する基金を設立する。インディースタジオはゲームコミュニティーにとってなくてはならない存在だが、財務面で厳しい状況に直面しており、SIEでは1000万USドル(およそ10億8千万円)の基金を設立(詳細に関しては追って発表の予定)。

 なお、インターネット全体のアクセスを維持することを目指して米国と欧州ではPlayStation Networkのダウンロード速度を制限している。日本では現在のところ予定はないものの、通常よりゲームのダウンロードに時間がかかる場合があるとしている。

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