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自宅でも会社でも使うけど、ディスプレイが小さいのは嫌だという人にもオススメ

テレワークに超小型の持ち運べるデスクトップPCという選択肢、自宅でも会社でも設置しやすい「MousePro-M」をチェック

2020年04月17日 11時00分更新

デスクのはじっこにするっと置ける超コンパクトボディー
カバーを買えば持ち運びも可能

片手で余裕で持てるサイズ感

 MousePro-M600Fのサイズは、およそ幅28×奥行150×高さ194mm。モバイルノートパソコンと比べてもコンパクトなので、持ち運びに困ることはない。リュックはもちろん、ビジネス用のカバンにもするっと入る。一応、100円均一などでちょうどいいカバーを探して、それに入れて持ち運ぶのもありだろう。なお、内蔵バッテリータイプではないので、ACアダプターは必須になるが、ノートパソコンに付属するようなコンパクトなACアダプターなので、カバンに入れて一緒に持ち運んでもあまりかさばらない。

100円均一で購入したカバー。MousePro-M600Fもすっぽりと入る

カバーに入れておけば、持ち運ぶときもちょっと安心できる

 

 付属品として、フットスタンドとVESA取り付けキットが付属している。会社と⾃宅どちらでも使う場合はそのまま使うほうが楽かもしれないが、固定の場所で利⽤する場合はフットスタンドを取り付けて、よりバランスよく設置できる。さらに、ディスプレイがVESAに対応していれば、背⾯に取り付けると、よりすっきりしたデスクになる。

VESA取り付けキットも付属しているので、対応ディスプレイであれば背面に取り付けられる。取り付けも簡単だ

 両サイドには、高級感を感じられるヘアライン仕上げが施されており、オフィスやパソコンデスクに違和感なく置けるほか、ディスプレイさえあればどこにでも設置できるデザインになっている。ただし、本体上部と下部に通気口があるので、スタンドを使用しない場合はなるべく横向きで設置したほうがいいかもしれない。

両サイドには、高級感を感じられるヘアライン仕上げが施されている

筐体上下に通気口がある

なるべく通気口の周りには物を置かないほうがいいだろう

必要なインターフェースもしっかり搭載
Wi-Fi 6にも対応

 インターフェースは、前面にUSB 3.0×2、USB 3.0(Type-C)、USB 2.0×2、マルチカードリーダーを、背面にUSB 3.0×2、HDMI出力、D-sub 15ピン、ヘッドフォン出力、マイク入力、有線LAN端子を備えている。

インターフェースはコンパクトながら結構豊富

D-sub 15ピンもあるので、会社のプロジェクターなどと接続して表示させることも可能だ

 インターフェースは豊富で、とくにUSB端子はType-Cも合わせて計7基あるため、マウスやキーボード、外付けストレージなど様々な周辺機器が同時に接続できる。試用したMousePro-M600Fには有線タイプのマウスとキーボードが同梱されていたので、すぐに使い始めることができたが、キーボードはともかくマウスは無線タイプを用意するとさらに使い勝手がよくなると感じる。可能であれば、無線タイプのキーボードとマウスを用意するといいだろう。先述のとおりUSB端子は豊富なので、ドングル接続タイプの無線機器でも問題ない。

 また、有線LAN端子を備えているが、MousePro-M600FはWi-Fi 6にも対応している。対応のルーターを用意すれば、有線LAN並みの安定した速度で通信が可能なのは魅力的だ。もし持っていない場合でも、デスクトップで無線通信できるのは便利。特に、MousePro-M600Fを持ち運ぶのであればであればなおさらだ。もちろん有線LAN端子も使えるので、オフィスでより安心に通信したい場合はそちらを駆使すればいいだろう。

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