週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

快適オフィスチェアも、多機能ゲーミングチェア、あなたはどちらを選ぶ?

テレワークは快適なイスを使ったほうが、イッス

2020年04月15日 19時00分更新

文● モーダル小嶋 編集●ASCII

ゲーミングチェアという手もある

 自宅で快適に利用できるイスという観点でいうなら、アスキー編集部らしいアイテムの提案としては、ゲーミングチェアという手もあります。

 ゲーミングチェアとは、長時間のゲームプレイを想定し、プレイヤーの疲労軽減と集中力の維持を目的とする多機能なイスのこと。もっとも、機能的にゲームプレイに特化しているわけではないので、もちろん、普通のオフィスチェアとしても利用できます。

 パソコン担当の八尋さんも、自宅での作業にゲーミングチェアのAKRacing「Wolf」シリーズを愛用しています。

 Wolfシリーズは、フラットポジション近くまで調整できるリクライニングが可能。昇降調整機能で作業しやすいポジションに肘を置けるアームレスト、正しい姿勢をサポートするランバーサポートなど、ゲーマー向けの機能も充実。車輪部分には床面を傷つけにくいポリウレタン素材を使っているなど、自宅でも使いやすい製品かと。

八尋さんが自宅で使っているのはAKRacingの「Wolf」シリーズ。ゲーミング向けですが、仕事で長時間パソコンデスクの前にいる人にもオススメ

 八尋「在宅勤務になって、いつも以上に自宅のパソコンデスク前にずっといるのですが、ずーっとゲームしている休日とほぼ変わらないライフワークになっただけなので、そこまでキツくはないです。なぜかというと、ゲーミングチェアがあるから」

 「もともと長時間座ってゲームしても疲れにくいように開発されているものですから、ゲームから仕事になっても一緒。在宅勤務で座りっぱなしで腰が痛くなってきたなんて人は、とりあえずイスを変えてみてはどうでしょう。ゲーミングチェア、オススメですよ」

座っている人の外見もよくしないといけないですね……

 ということで、イスを快適にして、スッキリしたテレワークが実現……したかと思いきや、問題はイスに座る本人がスッキリしていないことでした。

 たとえば、オンライン会議ツールを利用すると、どうしても顔が写ります。ところが、在宅で油断しているわけで、筆者など、ヒゲは伸び放題、着ているものはダルダルです。相手のパソコンの画面に突然むさくるしい中年男性が現れるのは、さすがに気が引けるというもの。

 最近、急速に普及している会議ツール「Zoom」には背景を合成するモードがあり、これを使えば、すこしはマシになるのでは……と思いきや、グリーンバック(要するに、緑色の幕ですね)が後ろにあることが条件だそう。その準備をせずに利用すると、SNSでも話題になっているのですが、背景の検知がうまくいかず、とんでもない画面になるおそれがあります。

Zoomの「バーチャル背景」でごまかそうとしたら、背景の検知がうまくいかず、超地球的生命体のようになりました

 というわけで、今後のテレワークの課題は「オンライン会議ツールで相手を不快にしない方法」の発見でしょうか。合成を駆使するか? いっそVTuberの技術を活用するか? 快適なイスの上で、ゆっくり悩まないといけないですね!


モーダル小嶋

 

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事