週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

中国の2拠点と合わせ月1億4000万枚の供給体制を構築

アイリスオーヤマ、日本国内にマスク生産設備の導入を決定

2020年03月31日 17時45分更新

 アイリスオーヤマは3月31日、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産設備を導入すると発表した。稼働時期は6月から。

 新型コロナウイルスの感染症問題の長期化にともない、日本国内においてマスクの入手が困難な状況が続いていることから設備導入を決定したとのこと。

 アイリスオーヤマはこれまで、中国の大連工場と蘇州工場の2拠点において、24時間フル稼働でマスクを生産し、月8000万枚を日本国内に供給してきた。

 今回の生産設備導入により、月6000万枚(30日稼働の場合)のマスクが新たに生産可能になり、中国の2拠点と合わせて、日本国内へ月1億4000万枚のマスクを供給できる体制になるという。これまで中国に依存していた生産体制を分散し、リードタイムを約2週間短縮することで、安定した供給体制の構築を目指すとしている。

 角田工場 マスク生産概要
 所在地:宮城県角田市小坂上小坂1番
 設備投資金額:約10億円
 生産能力:6000万枚/月(30日稼働の場合)
 生産アイテム:不織布マスク(プリーツマスク、学童用マスク)
 稼働時期:2020年6月

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう