さらにストレージは、断然PCIe接続の第3世代ハイスピードSSDを選びたい。ファイルの読み書きの速さはOSやアプリを使う際の動作速度にも関わってくる。体感的にも大きな差になるため、ここを渋るのは避けるべきだ。たとえ容量が少なくても選んでほしい。
また、テレワークをするという観点で考えると、セキュリティーの強化やLTEモジュールの搭載も検討すべきだろう。自宅とオフィスだけで利用するというのであれば、LTEモジュールは必要ないかもしれないが、モバイルワークを主とした営業職などでは、ネットワークを常に確保する上では必須だろう。別途モバイルルーターを持ち歩いたり、スマホのテザリングに頼るよりは、管理もしやすくスマートな運用が可能となる。
ただ大量導入する場合、すべてが同じスペックのマシンである必要はない。同じベースマシンでも、従業員の働く環境に合わせて、スペックを考え、機能を取捨選択することで、予算を抑えることは可能だ。ただ、ある経営者は「スペックを上げることで生産性が上がるのであれば、その分コストを掛けても十分元が取れる」と語ったことがある。マシンサイクルも長めにせず、常に時代に合わせた最適なスペックを求めていた。いかに最高の生産性を保つかは、経営者がどう判断するかにかかってくるといっても過言ではない。
VAIOには法人営業部隊が、企業の要望に合わせて最適「快」を出してくれるはず。いろいろと相談して、不可能を可能にしてほしい。
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