週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

最大150人という大規模なバトルロイヤルが楽しめる!

基本プレイ無料 「CoD:Warzone」のバトルロイヤルはカジュアルでもスリリング、CoDらしい要素も豊富!

2020年03月20日 13時00分更新

アクティビジョンが販売、Infinity Wardが開発した基本プレイ無料の「Call of Duty:Warzone」。最大150人のプレイヤーと戦う「BATTLE ROYALE(バトルロイヤル)」と、賞金を狙って競い合う「PLUNDER(プランダー)」を収録

 アクティビジョンが販売、Infinity Wardが開発した「Call of Duty:Warzone(以下、Warzone)」は、最大150人のプレイヤーと戦う「BATTLE ROYALE(バトルロイヤル)」と、賞金を狙って競い合う「PLUNDER(プランダー)」が収録された基本プレイ無料のFPSタイトルである。

 Warzoneは各プラットフォームとのクロスプレイに対応しているほか、「Call of Duty:モダン・ウォーフェア(以下、CoD:MW)」未所有者でも無料で遊べるのがポイントだ。3月11日から、PlayStation 4、Xbox One、PCにて配信中。

 Warzoneの魅力とはいったい何なのか。その魅力を前編、後編に分けて掘り下げていきたい。まずは、バトルロイヤルからチェックしていこう。

最大150人が参加!
よりカジュアルに進化した大規模なバトルロイヤル

1チーム3人で行動するのがデフォルトとなっている

輸送機に乗った状態からスタート

パラシュートを開いて降下

 冒頭でも述べたが、Warzoneに収録されているバトルロイヤルの参加人数は最大150人。大規模なバトルロイヤルとしてパワーアップを遂げた点が特徴だ。前作の「ブラックアウト(Call of Duty:ブラックオプス4に収録されているバトルロイヤルモード)」には1人用の「ソロ」、2人用の「デュオ」、4人用の「スクワッド」といったプレイモードがあったが、本作は1チーム3人で挑むことになる。もし欠員が出ても、人員を補充できる設定が用意されているのでひと安心だ。

時間が経つにつれ、周囲に漂う毒ガスが安全エリアの範囲を縮小していく

範囲外にいたら早急に安全エリアへ移動しなければならない。逐一マップをチェックしておくといいだろう

 Warzoneに実装されているマップは「Verdansk」のみ。都市や村、工場などが点在する雪山マップで、CoD:MWのマルチに登場したマップも見かけた。時間経過とともに周囲に漂う毒ガスが安全エリアの範囲を狭めていく。範囲外に長くいると死んでしまうので、車に乗るなり走るなりして安全エリアへ駆け込む必要がある。この仕様については従来のバトルロイヤルゲームと同様だ。

高低差を利用した戦略。2名の敵を倒すことに成功した。ただ、発砲するとほかの敵に気づかれてしまうので注意

 都市や工場、村のデザインが秀逸で、ところどころにプレイヤーの戦略的思考を刺激するような工夫が施されている。高低差のついたマップデザインはもちろん、家屋や遮蔽物、アイテムの配置もかなり絶妙だ。どのように立ち回るべきなのか、どの装備なら勝てるのか。ブラックアウトと同様、本作もまた、プレイヤーの戦略的思考を試すような奥深いマップに仕上がっている。

最初からハンドガンを所持しているのがうれしい!

 バトルロイヤルゲームらしい戦いは健在だが、前作よりもカジュアルなものに仕上がっていると感じた。かなり遊びやすくなっているのだ。新たに実装された要素が功を奏したのかもしれないと私は考える。

 最初の新要素は、ハンドガンを所持した状態でスタートできる点だ。バトルロイヤルゲームのほとんどは素手の状態でスタートするものだが、本作は最初からハンドガンを所持している。スタートしてすぐに瞬殺される怖さは減り、最初からハンドガンを持った敵と互角に張り合えるのがいい。エイム力や立ち回りが求められるが、素手の状態で武器を探さなくて済むのは非常にありがたい。これなら初心者でも一安心だろう。

バトルロイヤルゲームでおなじみの「アーマー」も登場。アーマーパネルは最大5枚まで保有できる

3枚のアーマーパネルを自身に装着して使う。ただ、装着中は無防備になるので周囲を確認してから装着するように

 続いて紹介する新要素はプレイヤーの身を守る必須アイテム「アーマー」だ。防弾チョッキを着るのではなく、3枚のアーマーパネルを自身に装着するタイプとなっている。さらに、ストックとして最大5枚までアーマーパネルを保有できる。

 既存タイトルの場合、アーマーにはレアリティ―の概念が採用されており、高レアなほど耐久度は高い。削るのが大変なうえに、削っている間で返り討ちに遭う場合もあった。だが、本作のアーマーにレアリティーの概念はなく、耐久度よりも所有数で勝負するといった印象を受けた。アーマーの耐久度はほぼ互角といっていいだろう。立ち回り次第では簡単にアーマーを削れるが、その分慎重な行動が求められる。アーマーは命の次に大事なアイテムなので、プレイ時はアーマーパネルの装着および確保は忘れないように。

アイテムや敵の位置にピンを立てられるようになった。仲間と連携を図る際に活用できる

 そのほか、アイテムや敵に対してピンを立てられるようになっている。ソロでほかの仲間と連携を図る際、ボイスチャットがなくても手軽にコミュニケーションできるのがいい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事