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未開の惑星を探索し、ワクワクドキドキの冒険ライフを満喫しよう

惑星でクレイジーすぎるジャーニーを満喫できる「Journey To The Savage Planet」 プレイヤーはブラック企業新入社員?

2020年02月03日 18時00分更新

ワクワクドキドキの冒険ライフ!
FPSとRPGのミックスと自由度の高さが面白さの秘訣

バイオームに進むたびに敵の強さもアップしていく

 Journey To The Savage Planetの面白さの秘訣は、FPSとRPGのミックスにある。壮大なSFアドベンチャーの世界を堪能するうえで、没入感のあるFPS要素と、自身を強化するRPG要素は実に相性がよい。主人公になりきって冒険活劇と成長劇を同時に疑似体験できるのがポイントだ。従来のRPG系FPSタイトルよりもシンプルな作りではあるが、その分遊びやすくなっていると感じた。RPG系FPSタイトルを普段やらない人でも気楽に楽しめるだろう。

エイリアンの遺物らしきものを発見。インディー・ジョーンズになったような気分に浸れるのがいい

生態系の図鑑を全部埋める遊び方もアリだ

 加えて、自由度の高さも魅力のひとつである。メインクエストのほかにもサブクエストもあり、3000円台のタイトルながらプレイボリュームは高めとなっている。

 サブクエストをクリアすると装備のアンロック項目も増え、さらなる強化が可能だ。メインクエストを集中的にプレイしてもいいし、資源確保や装備のアンロック、コレクションなど寄り道をしてもいい。そのうえ、本作のマップはかなり広大なので時間をかけてじっくり探索するのもアリだろう。自由に行動してもCEOに怒られることはないのでご安心を。

プレイヤーの頭を悩ませる謎解き要素も

ボス戦は弱点を攻撃してHPを削っていく王道的なものとなっている。既視感はあっても、つい没頭するほどの面白さが秘められている

 そのほか、謎解き要素や手に汗握るボス戦などといったRPGならではの要素も用意。充実した冒険ライフを堪能できる工夫が随所に盛り込まれているのが魅力だ。

探索しているとエイリアンが築いたと思われる遺跡を見つけた。惑星に隠された謎を解き明かしていくことも目的

ボス戦などをプレイしていると名作RPGの思い出が何度も蘇ったものだ。随所に開発陣のゲーム愛が盛り込まれている

 プレイ当初は単調な作業を淡々とこなすゲームかと思っていたが、冒険心とワクワク感を兼ね備えた探索型アドベンチャーゲームであった。お約束を守っているような内容に仕上がっていて、プレイ中、開発陣のゲーム愛を感じる瞬間が多々あった。最新のタイトルなのに、まさか懐かしい気分になるとは。名作RPGで味わってきた冒険活劇を再び味わえるのがたまらなかった。

ブラックユーモア満載の実写映像も鑑賞できる。こちらは紫色のスライムではなく、栄養満点(?)なインスタント食品のCM。控え目にいってキモイ

プレイヤーキャラの選択画面だが、ツッコミどころ満載のラインナップ。人間はまだしも、なぜ犬も?

 Journey To The Savage Planetはソロプレイだけでなく、2人協力プレイにも対応している。今回の試遊では体験できなかったが、より刺激的な冒険ライフが味わえそうだ。資源集めに生態系の調査、装備の強化、ボス戦といったワクワクドキドキの冒険が楽しめる本作。そのうえブラックな笑いも含まれているので気楽にプレイできる。眠れる冒険心を再び燃やしたいゲーマーはぜひ本作を手にとってもらいたいものだ。

作品概要

・タイトル:Journey To The Savage Planet
・販売:505 Games
・開発:Typhoon Studios
・ジャンル:コミカルSFアドベンチャー
・プレイ人数:1人~2人

LITTEGEAR i330BA3

 今回、Journey To The Savage Planetをマウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」のゲーミングデスクトップパソコン「LITTEGEAR i330BA3icon」でプレイした。主なスペックは、Core i5-9400、GeForce GTX 1650、8GBメモリー、256GB SSDという構成で、価格は11万3080円からとなっている。最高品質でプレイしたところ、70~80fps前後でプレイできた。Journey To The Savage Planetの主なスペックは以下のとおり。

Journey to The Savage Planetの主なスペック
要件 必要
CPU Core i5-750
グラフィックス GeForce GTX 660/Radeon HD 7950
メモリー 4GB
ストレージ 20~30GB HDD
OS Windows 7,8,10(64bit)
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