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仕事からゲームまで本気の軽量スマホ「AQUOS zero2」

2020年01月30日 12時00分更新

放熱にもこだわったゲーミング機能

 AQUOS zero2には本格的なゲーミングスマホに搭載されているfps表示がないので、どのゲームがどのフレームレートで実際に動いているかは明確にはわからない。また、120fps対応ゲームもそこまで多くない。だが、黒挿入とタッチパネルの240Hzスキャンは、特に操作の素早さを求められる多くのゲームで、プレー環境が快適になったと感じられた。スリムなハイエンドスマホで、本格的にゲームを楽しみたい人に勧められるデキだ。

 ゲームに関する設定の「ゲーミング設定」は、[設定]→[AQUOS専用メニュー]から呼び出せる。先ほどの240Hz表示やスキャンの「ハイレスポンスモード」のほか、「ゲーム起動中の通知をブロック」や、ゲームに忠実な色合いや明暗表現にする「ゲーム画質」、本体の解像度をあえてフルHD+からHD相当に下げる「パフォーマンス設定」といった設定を用意。これらの設定は、指定したゲームの起動中のみ有効になる。

「ゲーミング設定」の設定内容

 また、指定したゲームの起動中は、画面上からのスライド操作で表示できる通知メニューから、ゲーミング設定の内容を変更や、ゲームの録画や攻略情報検索を利用できる。ゲーム設定専用のボタンが画面表示の邪魔にならないのはうれしい。

ゲーミング設定を有効にしたアプリの操作中は、通知メニューからゲーミング設定の内容を操作できる

 ゲーム向け設定にfpsの表示と、画面の明るさの固定がないのは気になるが、これだけあればおおむね快適に遊べるだろう。

 ゲームプレー中の発熱だが、高性能なSnapdragon 855搭載モデルなので現在多く遊ばれているゲームで、極端に本体が熱くなることはまずなかった。PUBG MobileのクオリティーをHDR、フレームレート極限にして30分遊んだあとサーマルセンサーで温度を計測しても、全体的には35度程度、背面のごく一部が40度前後に達する程度。持っている手の体感でも、本体がちょっと暖かいという程度の印象だ。

PUBG Mobileの設定でクオリティーを「HDR」、フレームレート「極限」にして30分遊んだあとの本体温度。体温よりやや暖かい程度で、実際に持っていても熱いと思わないレベルだ

 ゲーミングスマホで気になったのは、音の部分だ。リズムゲーでは必須ともいえるヘッドホン端子がなく、利用には付属などのUSB Type-C端子のアダプターが必要になる。本体内蔵のステレオスピーカーは、低音の迫力にかける印象。本体が薄型軽量なぶん仕方ないのかもしれないが。

 なお、Bluetoothオーディオの接続はaptX HDやLDACといったハイレゾをうたうコーデックのほか、TrueWireless Stereo Plusなどのクアルコムの最新規格にも対応している。通勤先でゲームの音楽やボイス、映画や音楽をワイヤレスイヤホンで楽しむぶんには不満はないだろう。

 処理性能だが、他社ハイエンドモデルと同じくSnapdragon 855搭載で、メモリーは8GBだ。Antutuベンチマークでは、Snapdragon 855搭載ハイエンドモデルとしては平均的な結果を得られた。低価格帯のスマホと比べると、圧倒的な処理性能を誇る。

Antutuベンチマークは、Snapdragon855搭載モデルとしては平均的な結果となった

3DMarkはなぜかスコアが伸び悩んだ。なお、発売前の実機なのでそこは考慮すべきだろう

 ただ、3DMarkのスコアについてはなぜか一般的なSnapdragon 855搭載スマホと比べて極端に低い結果となった。ただ、AntutuベンチマークのGPUテストのスコア結果は良好で各種ゲームアプリも快適に動いているだけに、発売前の製品かつ3DMarkのみで起きている問題とみられる。

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