アスキーのご飯情報担当ナベコです。「泥酔」ぬいぐるみが友達。 |
ヒパヒパ! アスキーのモグ担(兼グビ担)ナベコです。この連載では毎日あれこれ飲み食いしている記者が、飲食にまつわるネタを紹介します。
新潟限定サッポロビール
なぜ新潟!?
先日、新潟に行った時、サッポロビールの「風味爽快ニシテ」を初めて飲みました。新潟の地形のイラストが入って「新潟限定ビイル」と書かれています。
新潟限定のサッポロビール「風味爽快ニシテ」をご存知ですか? |
サッポロといったら北海道札幌がゆかりの地とは知られています。なぜ新潟、というのが疑問に。最近、キリンが展開しているご当地ビールのような感じかな、と思いましたが、ちょっと違いました!
パッケージの裏側を見ると、サッポロビールの原型である開拓使麦酒醸造所のビールをつくりあげた醸造家・中川清兵衛の出身地が新潟だから、なのだそうです。「風味爽快ニシテ」は明治当初のビールの広告文だとか。
サッポロビールの創始者のひとり、中川清兵衛の出身地が新潟。 |
前に行ったサッポロビールのミュージアムで知ったのですが、サッポロビールの創始者のひとりである中川清兵衛は、すごい人生を歩んでいるんです。江戸末期にイギリスに密航。その後、奇跡的な縁もあり日本人で初めてドイツのビール工場で醸造を本格的に学びました。密航なので、もちろん違法です。それ程の情熱があったからこそ、日本の酒文化のキーとなる歴史的なビールを生み出せたのでしょう。非常にドラマティック。そんな中川さんの出身地が新潟だったとは。(関連記事:<a href="http://ascii.jp/elem/000/001/199/1199356/">「三十路女どさんこ旅 サッポロビール工場の試飲でプシュー!」</a>。
中川さんのエピソードを知っていると興奮するものが。そんな限定ビール「風味爽快ニシテ」は、ふつうのサッポロよりピリッとした刺激が強く爽快。日本海に沈む夕日を見ながらおいしくいただけました。
カンロ飴がリニューアルしています
ところで、新潟には車で行ったのですが、長時間座っていると口さみしさで飴玉とかが欲しくなるもの。飴玉と言ったら……。ロングセラーの「カンロ飴」がリニューアルしているとご存知でしょうか。なんと、63年ぶりのレシピ変更だとか。
左から、カンロ飴、ミルクのカンロ飴、ハーブのカンロ飴。パッケージもポップに。 |
パッケージも従来のレトロ感を残しつつもポップな雰囲気に変更しています。同時に、派生商品「ミルクのカンロ飴」「ハーブのカンロ飴」も登場。
定番のカンロ飴。何が変わったかというと、醤油系のまろやかな甘さで、実は、味こそそこまで変わっていませんでした。なんでも、味はそのままに、これまで使用していたアミノ酸を不使用にしたそうですよ。
おもしろいのは、新しく登場したミルク味とハーブ味。ミルク味は、カンロ飴にクリーミーさが加わり、甘さとコクが楽しめるスタンダードといった感じなのですが、ハーブ味は独特。甘さ控えめでそれでいてミントのようなクセがあり、大人向けです。賛否わかれるかもしれませんが、ハマる人はハマりそう!
懐かしのカンロ飴ですが、新しい製品展開もあって、がんばっているな、今もウケているなという印象。昔からカンロ飴に馴染みがあるとうれしくなりますね。
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