レノボは買収したモトローラブランドのウェアラブル製品『Moto 360(2nd Gen)』と『Moto 360 Sport』を発表しました。
『Moto 360(2nd Gen)』
↑ワイヤレス充電も可能。 |
Moto 360といえば、初代は丸型(一部欠けていましたが)ディスプレーを採用した初のAndroid Wear搭載機として発表され、“より時計らしい見た目”で人気の高いモデルでした。今回も同じく下端が少し欠けた丸型ディスプレーで、大きさは幅42ミリと幅46ミリの2種類(女性向けは幅42ミリのみ)を用意。同社のCTOサービス“Moto Maker”では、6種類(2つの質感×3色)のベゼル、3種類の本体色、5種類(女性向けは6種類)のバンドから自分好みのものを選べます(ちなみに、出荷時のウォッチフェイスも14種類のものから選択可能)。
↑幅46ミリの男性版ブラック。 |
↑幅46ミリの男性版で、ベゼルと本体色はゴールド、バンドは革製のブラックにした場合。 |
↑女性版42ミリのローズゴールド。 |
↑女性版で、ベゼルと本体色をシルバー、バンドをメタル製シルバーにした場合。 |
↑MotoMakerでは外観を確認しながら、カスタマイズできる。 |
価格は299.99ドル(約3万6000円)からで、米国ではオンラインで予約受け付け中。米国の大手家電量販店“BestBuy”やベライゾンでの取り扱いも予定されています。そのほか、北米、中南米、ヨーロッパ、アジアでの展開もアナウンスされました。
『Moto 360 Sport』
Moto 360 Sportは、ランニングを日課としていてスマホを家などに置いておきたい人向けの製品。内蔵GPSにより、速度、歩数、距離、経路をトラッキング可能で、それらと同時に心拍数の変移も記録できます。
最新のAndroid Wearを内蔵し、事前に腕時計に音楽を保存しておけばBluetoothヘッドセットなどで音楽プレーヤーとしても活躍。ディスプレーは屋外でも見やすい新型の“AnyLight hybrid display”搭載としています。
↑サイクリングのお供にも。 |
なお、バッテリーのもちはMoto 360 Gen2もSportも“2日間”もつとされています。Sportの発売日と価格、展開地域は現段階では明らかになっていません。
初代Moto 360は日本発売されていないものの、技適マークが表示されていたり、レノボが“モトローラブランド”で、日本のSIMフリースマホ市場への参入することを示唆したり、などモトローラ製品の日本発売は高まるばかり(昨年Nexus 6も発売されましたしね)。今後の展開に期待です。
●関連サイト
Motorola公式ブログ 該当記事(英文)
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