※週間リスキーはアックン・オッペンハイマー&やんちゃデジタル仲間たちが地下の倉庫の隣の部屋からお届けする、「欲しいモノがなかったらつくったらいいじゃない」的なコーナーです。
Apple Watchに同梱されているマグネット式充電ケーブルって、むっちゃ長いですよね。だって2メートルですよ。アメリカンサイズなんですかね……。
Apple Watchは、ほぼ毎日充電すると思いますので、泊まりの仕事も多い私なんかは、このケーブルを携帯したいわけですが、ハッキリ言ってジャマ。Apple純正オプションとして1メートルのモノも売られていますが、それもまだ長いっ! ってなワケで、ないものはしゃーない、つくろう! ということで、挑戦することになりました。たぶん、局長が欲しかっただけど思いますが……。
えー、Apple Watchに付属していたケーブルは手を付けたくないので、新たに純正ケーブルを購入。税別で3500円……高いなぁ。長さはだいたい30センチくらいかな? 作業用に数センチプラスしてニッパーでブツリ。思い切りが大事です。
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↑Apple純正のマグネット式充電ケーブル。 |
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↑未使用のケーブルだからって躊躇してられません。リスキーの経費が下りると信じて……。 |
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↑綺麗なマグネット部は作業中に傷を付けないようにマスキングテープで保護をしておくといいです。 |
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ケーブルの皮膜を1.5センチほど剥いてから、丁寧にほぐして芯線を取り出します。赤は電源+、緑がData+、白がData-、むき出しのヨリ線はグランドなので、まとめて電源-として使います。
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↑ケーブルをほぐすと色々な線が出てきます。黄色いのは介在という補強用のヒモなので使いません。 |
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↑最低限必要な長さ(6ミリくらい)にカットして整えると、後の仕上がりに差が出ます。黒いのは熱収縮チューブでつくった電源。 |
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今回、使うUSBコネクターはApple純正っぽく見えるということで定評のある、秋葉原の千石電商USBプラグキットを使ってみます。この手の工作には必須アイテムね。
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↑外見がApple純正に見える千石電商のUSBプラグキット。ケーブルカスタムの定番アイテム。 |
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ケーブルをそれぞれの端子にハンダ付けして、端子間がショートをしていないことを確認してからエポキシ系接着材を流し込んでコネクターのケースをセット。これで引っぱっても簡単にはちぎれないコネクターに。
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↑ハンダ付けの前にケーブルのブッシュとアウターケースを先に通しておかないと後で泣きます。 |
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↑必ずケーブルのブッシュ、コネクターのアウターケースを先に通しておきましょう。 |
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↑絶縁処理とハンダ付け部の強化のためにエポキシ系接着材を流し込んで固めます。 |
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完成したショートケーブルはパッと見、純正っぽいでしょ? 外出先でモバイルバッテリーと組み合わせれば、どこでもお手軽に充電できちゃう環境が実現!
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↑完成したケーブル。純正そっくりで満足の仕上がり。ってか、フツーに出せば売れると思うんだケド……。 |
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↑同梱のケーブルと比較す。スッキリでしょう? |
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↑ノートPCやモバイルバッテリーと相性バツグンです。 |
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オマケ。最近知った話なんですが、Apple Watchの充電ケーブルって、モトローラのAndroid Ware『Moto 360』でも使えるとか……。試してみたら確かに使えましたよ! 2つ持ちには便利すな(いるのか)。Moto 360の充電台をApple Watchで使ってみたら、コチラはNGでした。ん~、謎。
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↑Moto 360でも問題無く充電できちゃった。 |
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↑Moto 360のチャージャーでApple Watchの充電は無理でした。 |
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●関連サイト
千石電商オンラインショップ - USB2.0コネクタ(オス・Aタイプ)