今どきアイドルの自撮りテクを知りたい!!
『DEEP GIRL』の瀬口えりなちゃんが自撮りのコツを教えてくれます。 |
スマホのインカメラでパチリと撮ってTwitterやブログに投稿してファンサービス。今や、自撮り写真はアイドルにとって欠かせないアピール方法のひとつです。そんな現役アイドルはさぞや達者な自撮りテクニックを持っているのでしょう!
動画配信サービス『SHOWROOM』から生まれたロックアイドルユニット『DEEP GIRL』のメンバー瀬口えりなちゃんは、もともと自撮りはちょっと苦手。ですが、最近だと“詐欺写”というほどまでに自撮りの腕を上げ、SHOWROOMと週刊アスキーのコラボイベントで1位を勝ち取りました。
そんなえりなちゃんに自撮りのコツをきいてみました!
瀬口えりな
『DEEP GIRL』のメンバー。SHOWROOMと週刊アスキーのコラボ企画“目指せ何の日ガール☆”の優勝者。ニコニコ超会議では超神社ブース巫女MCを、バニラエア香港のサポーターとして海外ロケを務めるなど。キャッチコピーは「アニメと仏像が好きなちょっと音痴なヲタガール」。
「自撮りブサイクだね」と言われていた
――今回、アイドルの自撮りテクニックについて色々お話を聞かせてください。えりなちゃんはもちろん、普段から自撮りをたくさん撮っているんですよね。
瀬口えりな:実は私、去年の夏ごろまで「どうして自撮りがそんなブサイクなんですか?」ってSHOWROOMのリスナーさんやDEEP GIRLのメンバーに言われてたんですよ。それが悔しくって悔しくって、色々撮り方を研究しているうちに、最近やっと詐欺写を撮れるようになりました。
――アイドルに向かって自撮りブサイクってあんまりですね! それにしても詐欺ってちょっと意味が違うような(笑)。 具体的な撮影テクニックを教えてください。
瀬口えりな:動画と写真ってまた違いますよね。動画だと良いも悪いも全部出てくるけど、写真だと止まった絵そのままなので、うまく取れないとイタいんですよね。
↑自撮りブサイク言われてたころのえりなちゃんの写真。けしてブサイクというわけではないけれど近寄りがたい雰囲気。
↑こちらが最近の、自称“詐欺写”を習得してからの写真。今どきのアイドルらしい写り方になっています。
瀬口えりな:やっぱりアプリには頼ること! 『Wonder Camera』、『カメラ360』、『女神カメラ』の3つを最近は使っています。女神カメラは自然にアイキャッチ(瞳の中の輝き)が入るんですよ。Wonder Cameraはアプリが中国語っぽくてあまり知られてないと思うんですけど、『ディープガール』というフジテレビの番組の時のメンバーがいいよって教えてくれました。
自撮りアプリで写真を撮るべし
↑Wonder Camera(iPhone/Android)
瀬口えりな:前はiPhoneのカメラで普通に自撮りして、盛れなかったらあとでフィルターをかけていたのですが、今は始めからカメラアプリを立ち上げて撮影するようにしています。フィルターを決めておくとどんな感じになるか撮影時にわかるので撮りやすいです。暗い場所だったらアイキャッチが入る女神カメラ使ったり、その時その時の雰囲気でアプリは選んでいます。
クルクル回って神スポットを探す
――光のあたり方や撮影の環境的なことは気にしますか?
瀬口えりな:私は逆光が良いとか悪いとか詳しい知識はないので、スマホを構えたらとにかくクルクル回ります(笑)。ウロウロ動いたりクルクル回っているうちに、「あ、ここだ」って。メンバーでいるとみんなでクルクル回って必死に探します。誰かが見つけると「みんなココに入って」って! あと、時間をかけることですね。前は1、2回撮った位で「これ以上盛れないだろう」って諦めちゃってたんですけど、今は5分、10分くらいかけて盛れる写真が撮れるまでがんばっています。休憩時間を全部自撮りに費やしたりしてますよ。
↑弊社オフィスに来てもらった時にも自撮り。クルクル回って光の良いあたり方の場所を探してパチリ、ですね。
“彼シャツ”は足を見せてパチリ
――アイドルのみなさんがスマホ構えてクルクル回っている様子は想像すると面白いですね。メンバー同士で自撮りテクを教え合ったりすることはありますか?
瀬口えりな:この前“彼シャツ会”というのをやって、彼氏が着ているような大きなシャツを着てのイベントだったんですけど、自撮り写真、せっかくだから胸の谷間見せたいよねっメンバーと話して(笑)。でも、私は胸の谷間は……、あまり見込めなかったので「じゃあ足を見せればセクシーだよ」って話して、ぐーっと腕を伸ばして変な姿勢で自撮りをがんばりました。自分のキャラクターはどっちかといったらおちゃらけ系なので、あまり無理しても「何がんばっているの?」ってびっくりされちゃいますけど(笑)。
夜は渋谷で彼シャツ予約会 えりなう&ましたんプロデュースです 渋谷ヒカリエ11F受付集合 えりなと…握手してくれ コミュ症だから上手に話せんけど…http://t.co/hAI9scnv0y #dmmyell pic.twitter.com/KVCfOZ8Lmf
— 瀬口えりな@7/8DEEPGIRL発売 (@Erina_SmilErina) 2015, 6月 21
↑気になる“彼シャツ”の写真はこちらのTwitterに!「足見せがいいね」ってメンバーで話しながら撮ったとか。
――彼シャツっていいですねぇ(笑)! 撮った写真を投稿するのは主にTwitterですか?
瀬口えりな:そうですね。Twitterにはよく上げています。Twitterのアイコンには4つの写真を組み合わせたのを使ったりするので、写真を撮る時は基本的にスクエアで撮るようにしています。組み合わせることを考えなくてもスクエアのほうがオシャレに見える気がするので、食事や風景の写真も基本的にスクエアにしています。
今どきアイドルが参加する『DMM.yell』とは
――Twitterの他にはSNSの活動はしていますか?
瀬口えりな:Instagramはやっています。ただ、自撮りの写真を上げるというより、雰囲気が伝わるような風景写真とか、お酒が好きなので花見の時には「昼から飲むよ〜」ってビールの写真をあげたりして、あまり告知って感じではないですね。最近は『DMM.yell』に参加しました。アイドルとコミュニケーションが取れるというアプリで、ボタンを押すと「バババババッ」てハートが出てきて“yell(エール)”を送れるんですよ。気持ちのぶんだけyellを送れるのがおもしろいと思います。
――DMM.yellにも自撮り写真はたくさんアップしているんですよね。
瀬口えりな:はい。始めの内は応援してくれる方はSHOWROOMのリスナーさん、Twitterのフォロワーさんがほとんどだったんですけど、最近イベントにDMM.yellで知ったというお客さんが来てくれました。
――詐欺写のパワーですかね(笑)。
今どきアイドルの自撮りテク3ヵ条
アイドル、瀬口えりなちゃんが教えてくれた自撮りのテクニックは主に以下の3つ。大切なことは、うまく撮れないと思っても諦めず、角度を変えたりして何度も試して納得のいくまで自撮りに取り組むこと。現役アイドルだって一回パチリで自撮りがうまく撮れるわけではないので、みなさんも詐欺写が撮れるまで諦めずがんばってみましょう!
1:自撮り専用アプリを使って撮影すべし
2:光の加減が良い場所をくるくる回って探すべし
3:写真の形はスクエアにすべし
アイドルがドハマリするスマホゲームって?
――カメラアプリなどスマホをバリバリに使いこなされていますが、スマホゲームとかはやるんですか?
瀬口えりな:『クラッシュ・オブ・クラン』やってます。「寝る前にアイツの村、潰しとく?」っていう広告があるアレです。自分で村をつくって相手の村の資源を奪っていく内容だから、たぶん男の子向けのゲームだと思うんですけど、私は数年前からなので日本語がちょっとおかしいくらいの時期からやってます。
――えりなちゃんがやっているというと意外な気がします。どこにハマったんですか?
瀬口えりな:休憩の休憩の時とかにできるんですよ。資源がどんどん貯まっていくので、仕事の合間で時間が少ない時はそれをパパッて倉庫に入れて、時間があるときには「じゃあ、攻めてやるか」って。寝る前もやるときあるんですけど、ついつい寝る時間がなくなっちゃったりします(笑)。
瀬口えりな:同じシリーズでヘイ・デイっていう農業のゲームがあるんですけど、あっちは本当に睡眠時間まで計算し始めちゃって。「小麦粉ができるから何分後にスマホを開こう」、「じゃが芋は何時間後に収穫できるからアラームかけてその時間に起きよう」とかをやり始めちゃったので、これはさすがに廃人になるなって思って。乙女ゲームも好きなんですけど、無課金でやるとポイントが貯まるのを待ってダラダラとやってしまうので、最近は1話ごとに始めから買うようにしています。
――ゲームにどっぷりハマる性格なのですね。『LINE POP』とか『ディズニーツムツム』とかはやらないんですか?
瀬口えりな:『LINE POP』をやってたら、本当にハマりすぎて廃人になっちゃったんですよ(笑)。あれってハートがだいたい1時間で増えますよね。ハマってくうちに1時間後にアラームかけるようになったんですよ。そのとき、学生だったんですけど学校休んじゃって。さすがにこれは人間としてちょっとまずいと思って止めました。心を決めてアプリを落として、あとは絶対にやらないって自分に言い聞かせました。
「最近、渋谷でハイハイしました!」
――DEEP GIRLのメンバーであるだけにゲームへのハマり方もディープなことがわかりました。さて、今回、SHOWROOMと週アスのコラボ企画“目指せ何の日ガール☆”に参加されて見事1位を勝ち取りましたが、感想をおきかせ下さい。
瀬口えりな:週刊アスキーさんのイベントはものすごくがんばりました。順位がずっと2位だったので、1位になるために最後のほうは寝る間も惜しんで7時間連続でSHOWROOMの配信をしたりすべてを注ぎ込みました。
↑SHOWROOMで5月18日〜6月7日の期間開催していた週刊アスキーコラボイベント“目指せ何の日ガール☆”。参加してくれた方、リスナーのみなさま、ありがとうございました。
――天然水の飲み比べやCoCo壱番屋の激辛カレーに挑戦など体を張った企画にも自ら挑戦してましたね。
瀬口えりな:そうなんです。水の飲み比べではクリスタルカイザーやいろはすを飲み比べしました。間違えちゃったので罰ゲームでジョジョの奇妙な冒険みたいな濃いメイクをやりました。さらしましたよ、ジョジョメイク!ふふふ! あと先日、配信のときにリスナーさんと約束をした「渋谷でハイハイ」をやってきました。
――渋谷でハイハイ!?
瀬口えりな:はい、渋谷の駅前で膝をついてハイハイしてきました。恥ずかしかったし、膝の皮が即効剥けちゃって本当に痛かったです。お風呂入った時にしみました。
↑渋谷でハイハイをして生配信の様子。えりなちゃん、惜しまずに体をはっています。
瀬口えりな:一番キツかったのがココイチの10辛カレーへの挑戦でした。私もともと辛いのが嫌いなんですよ。10辛は辛くて痛くて全然食べられませんでした。途中で「もう食べられないよ〜」って本当に泣いちゃったんですけど、「これ食べきれれば1位になれる」ってがんばって食べきりました。
――体を張った努力でイベントの1位に!
瀬口えりな:リスナーのみなさんのおかげです。ちょうどこのインタビューが掲載される7月8日、私が所属するDEEP GIRLのCD『ディープガール』が販売されます。私はもともと役者なんですけど、歌は、音痴。だから収録では音痴な部分をカバーするように、とにかくフルスロットルで、元気をたくさん詰め込みました。DEEP GIRLはこのCDがウィークリーオリコンベスト10位、もしくは7月12日までにCD販売枚数が1万枚を達成しないと即解散してしまいます。みなさん、ぜひ応援して下さい!
――CD『ディープガール』はPVを見ても、見かけ以上に体をはれるガッツ全開のえりなちゃんや、メンバーのみなさんのパワフルさが溢れてますよね。えりなちゃん、ありがとうございました!
CD『ディープガール』7月8日NEWリリース
CD『ディープガール』の自身が担当するラップパートで「ちょっとディスられてますか?」というフレーズがお気に入りというえりなちゃん。 |
以上、現役アイドル瀬口えりなちゃんでした。
福岡の小さな劇団で役者を始めたことがスタートでイベントMCの仕事に挑戦したり、SHOWROOMがきっかけで今まで未知だったアイドルの世界にも飛び込み、毎日が新しいことへの挑戦というがんばりやのえりなちゃん。CD『ディープガール』の中では特にラップパートが役者仕込み迫力でキマッています。ぜひPVをご視聴ください!
関連サイト
DEEP GIRL OFFICIAL WEB SITE
DEEP GIRL/ディープガール(えりな仕様) - TOWER RECORDS ONLINE
SHOWROOM(ショールーム)
~ナベコ、Facebookページはじめました~
この記事を書いたナベコです!よかったらFacebookページをのぞいてください。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります